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ルールの先に | 2022-04-08

世の中には様々なレベルでルールというものがあります。最近の例で言えば戦時中のルールというものがあり、人道に配慮した戦争というものを行うべきだという見解があります。まあこの発言に正当性がないとは言いませんが、人道に配慮した戦争というものがそもそも存在しうるのか、というのを世の哲学者はどう考えているのか、というのはもっと注目されてもいいのではないかと思います。平時においては、ルールというものはマナーや規範といった法よりもゆるいレベルでの運用によって上手くカバーされているように見受けられます。しばしばその界隈の慣習というものから逸脱してしまったがゆえに社会的な制裁を受けている人も見られますが、これも一つの自浄作用とみなすこともできるかもしれません。

ルールを決めるのも、守るのも人間です。最近では動物の権利に配慮しましょう、と言われる機会も増えてきていますが、これも動物に守らせるルールではなく、人間が動物に対して守るべきルールであります。道路交通法も、運転や歩行をする人間が守るルールで、適切に守られていれば春の交通安全運動週間といったものも、もっと実施回数を減らしてコストカットできるようになるのではないでしょうか。警察官の姿を見るとなぜかドキドキしてしまうので、街中にたくさんその姿が見えると若干居心地の悪さを感じてしまいます。話は逸れましたが、ルールを決めるのも守るのも人であるということは重要な点なので繰り返しておきます。

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