ストーリー | 2022-08-16
8月も半ばを過ぎました。世はまだ夏休みモードで今日までお休みという方も多いようです。キノコも例年のように先週後半は森に帰っておりました。長野は最高でも27℃くらいで、日中23℃という日もありました。標高100メートルにつき0.7℃気温が異なるという話を実父が繰り返ししておりましたが、標高1,000メートルにある実家は天気予報で見る限りは東京とはちょうど7℃くらいの差でした。意外と正確なものですね。東京に戻ってきてみると、この酷暑にこの密度で数千万人が暮らしているというのは改めて異常だなと思う次第です。毎年のことですが、夏になると早く東京の家を売り払って森に帰りたいと思います。先月の家庭画報で軽井沢の秘密という特集が組まれておりましたが、まあ軽井沢であんな暮らしをしている人が一体どのくらいいるのか、という話ではあるものの、実際に移住者が増えたおかげで新たなレストランもできておりますし、街は住人によって作られていくというのはその通りだなと実感できるここ数年です。ちなみにリモートワーク前提で移住してきて失職したみたいな話もあるとのことで、今後明暗が分かれてくると思うとなかなか熱いのではないかと期待しております。しかしまあ、車で走っていると狭い裏道を巨大なカイエンとゲレンデヴァーゲンが対向車としてやってくることが多くヒヤヒヤします。ツルヤの駐車場もベントレーやランボルギーニといった高級車がズラッと並んでおり、目の毒ですね。高級車やピカピカの新築を見ると、お金はあるところにはあるということが分かりますし、世の中の景況感とは異なる流れがあるということなのでしょう。
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