社会復帰 | 2024-10-11
ついに10月になってしまいました。4月の事件以降リハビリと称して長い休みをとっていたわけですが、再び社会に適合すべく仕事に就くことになりました。今度の仕事はいわゆる情シスというやつで、社内の情報システムに関わる全ての物事を放り込まれる部署です。会社の規模はいわゆる中小企業なので人数はそれほど多くないのですが、最近の企業の例に漏れず、思いつきで入れているアプリケーションがたくさんあり、まずはその整理をするということになりそうです。まだ二週目なのですが、研修期間がひたすらに長く、今月は入社時研修、90日は部署への適合研修期間とのことで、まあ色々期待される役割はあるにしてものんびりしているな、という印象であります。やはり儲かっている会社というのは余裕があっていいなというところでしょうか。まだ見えていいない闇の部分もあるかもしれないので油断はできませんが。
相場に関わること全般が家人から禁止されているため、すっかり市場に興味を失ってしまったのですが、習慣的に指数や為替などは見ているので他人事ながら相変わらずニュースに一喜一憂して動くのは大変だなとは思います。一時期は景気後退局面入りなのか、みたいな話もありましたが今のところその懸念も和らいでいるのでしょうか、全然分かりません。8月以降ボラティリティが高まっているので先物やオプションで儲かっていそうな人もいるのかもしれませんが、観測範囲ではそうでもなさそうなので、やはり相場というのは難しいものなのかもしれません。
10月というと学園祭の季節で、近所のドン・キホーテには高校生のグループが買い出しに来たりしております。キノコはそういった青春とは無縁だったので、眩しさに目が潰れそうですが、意外なことに娘1はちゃんと学園祭の準備に参加したりしているところを見ると家人の血がそうさせているのではないか、という気がいたします。まあ血統というより環境なんだろうとは思いますが、そうは言ってもです。青春というのは斜に構えていても、正面切って挑んでも過ぎ去っていくものですし、それなら楽しいと思った方を選べばいいのに、と今では思いますが、当時の自分はそういった輪の中に入れずに悶々としていたところもあり、子がそうなっていないというところにはちょと安心しているところがあります。コミュニティに属すこと、その中で役割を担うこと、というのは成人してからもずっと求められることでもありますし、そういったことが自然に、というか、あまり負担だと感じずにできるようになるというのは生きていくうえでアドバンテージになるのではないかなと思います。これは同時に無責任かつ匿名のSNSに過剰適応するのは良くないという話でもあります。
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