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ハッピー・イースター!
今日はイースター(復活祭)ですね。
今から2千年ほど前、イエスはゴルゴタと呼ばれる場所で、二人の強盗とともに十字架につけられ、苦しみながら息を引き取られました。
人類のために来られた救い主をそのように殺してしまうなんて、それは地上でもっとも悲しい日と言えます。
でも、それで終りではなく、イエスは三日目に復活されました。
ゴルゴタと復活日という、地上でもっとも悲しい日ともっとも喜ばしい日は、ほんの三日しか離れていなかった。
その早朝、女性信者たちが遺体に香料を塗ろうとして、イエスの納められた墓へ行きました。
すると、横穴式の墓の入口にある大きな石が転がしてあり、イエスの体はなくなっていたのです。
驚く女性たちに天使が現れて、こう言いました。
驚くことはない。あなたがたは十字架につけられたナザレ人イエスを捜しているのであろうが、イエスはよみがえって、ここにはおられない。ごらんなさい、ここがお納めした場所である。
当時、女性の地位は低く、証言が認められることもなかったので、最初の発見者が女性たちであったという聖書の記述は、かえってそれがでっち上げではないことを示しており、話の信憑性を高めています。
復活されたイエスは、多くの弟子たちに姿を見せてから、天に戻られました。
イエスは苦難を受けたのち、自分の生きていることを数々の確かな証拠によって示し、四十日にわたってたびたび彼らに現れて、神の国のことを語られた。
使徒パウロは、次のように証言しています。
わたしが最も大事なこととしてあなたがたに伝えたのは、わたし自身も受けたことであった。
すなわちキリストが、聖書に書いてあるとおり、わたしたちの罪のために死んだこと、そして葬られたこと、聖書に書いてあるとおり、三日目によみがえったこと、ケパ【ペテロ】に現れ、次に、十二人に現れたことである。
そののち、五百人以上の兄弟たちに、同時に現れた。その中にはすでに眠った者たちもいるが、大多数はいまなお生存している。
そののち、ヤコブ【イエスの弟】に現れ、次に、すべての使徒たちに現れ、そして最後に、いわば、月足らずに生れたようなわたしにも、現れたのである。
イエスの処刑後に恐れて姿を隠していた使徒たち、イエスがメシアであるとは信じていなかった弟のヤコブ、そして、クリスチャンを迫害していたパウロが、復活後のイエスに会ってから、自分の命をかけてそれを伝えるようになったことからも、復活は彼らの作り話でなかったことがわかります。
パウロはここで、彼の伝えたいことの中でも、イエスの死と復活が「最も大事なこと」であると書いています。
なぜなら、私たちはイエスの十字架での死によって罪を赦され、イエスの復活によって新しい命に生きることができるからです。
そこに私たちの希望があります。
神は、その豊かなあわれみにより、イエス・キリストを死人の中からよみがえらせ、それにより、わたしたちを新たに生れさせて生ける望みをいだかせ、あなたがたのために天にたくわえてある、朽ちず汚れず、しぼむことのない資産を受け継ぐ者として下さったのである。
イースターはいつも、希望と新たな始まりの時なのです。
神の祝福に満たされた幸せなイースターをお過ごしください。
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