神の約束のマスク
新型コロナ感染拡大がなかなか収まりませんね。
除菌やマスクなど、すべきことをしてもやはり不安だという方も多いでしょう。
そんな時は、危険にさらされた聖書の登場人物を神がいかに守ってくださったかを思い出すと、信仰が強められるものです。
たとえば、ダビデ王の人生は危険だらけでした。
敵国から、主君から、そして息子からも、命を狙われたのです。
でも、彼は神を信頼し続け、70歳まで生きて、穏やかな最期を迎えました。
そんな彼の祈りや証言、宣言、感謝が、詩篇に数多く記録されているので、幾つか紹介したいと思います。
ダビデがどのように神に頼ったかを思いながら、ゆっくりと味わって読んでください。
「わたしは安らかに伏し、また眠ります。主よ、わたしを安らかにおらせてくださるのは、ただあなただけです。」(詩篇4:8)
「寄り頼む者をそのあだから右の手で救われる者よ、あなたのいつくしみを驚くばかりにあらわし、ひとみのようにわたしを守り、みつばさの陰にわたしを隠し、わたしをしえたげる悪しき者から、わたしを囲む恐ろしい敵から、のがれさせてください。」(詩篇17:7-9)
「わが力なる主よ、わたしはあなたを愛します。主はわが岩、わが城、わたしを救う者、わが神、わが寄り頼む岩、わが盾、わが救の角、わが高きやぐらです。」(詩篇18:1-2)
「たといわたしは死の陰の谷を歩むとも、わざわいを恐れません。あなたがわたしと共におられるからです。」(詩篇23:4)
「わたしが主に求めたとき、主はわたしに答え、すべての恐れからわたしを助け出された。」(詩篇34:4)
「わたしの心はわがうちにもだえ苦しみ、死の恐れがわたしの上に落ちました。・・しかしわたしが神に呼ばわれば、主はわたしを救われます。」(詩篇55:4,16)
「わたしは神に信頼するゆえ、恐れることはありません。人はわたしに何をなし得ましょうか。」(詩篇56:11)
最後に、これはダビデの作ではありませんが、やはり詩篇に記されている、外出する時に覚えておきたい神の約束です。
「主はあなたを守って、すべての災を免れさせ、またあなたの命を守られる。主は今からとこしえに至るまで、あなたの出ると入るとを守られるであろう。」(詩篇121:7-8)
心を苦しめる不安ウイルスの侵入を、神の約束という強力なマスクで防ぎましょう。
【言うまでもありませんが、お出かけの際は、感染症対策をお忘れなく。また、不要不急の外出を避けるべき地域では、そのようにしましょう。】