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一年を振り返って感謝

年の瀬の風物詩の一つに忘年会があり、一年の苦労を忘れ、新たな気持ちで次の年を迎えるというのがその趣旨になっています。

でも、酒や宴会の力を借りるよりも、良いことに感謝し、良い記憶を大切にするほうが、苦労を忘れる方法としては、より生産的かもしれません。

というわけで、昨日(クリスマスの日)は、日記を読み返し、感謝についての聖書の言葉を読みながら、静かに過ごす時間を私なりの「忘年会」としました。

日記と言っても大げさなものではなく、楽しいことであれ悲しい出来事であれ、何かあるごとに、スマホのアプリにちゃちゃっと書き留めるだけです。

特別に大きな奇跡が起こったわけではないのですが、たくさんの小さな幸せがあったのは確かであり、日記をつけていなければ、忘れてしまったこともあるかもしれません。

わがたましいよ。主をほめたたえよ。主の良くしてくださったことを何一つ忘れるな。
(詩篇103:2 新改訳第3版)

私が一番感謝しているのは、何年かぶりに、遠方に住む両親に会いに行って、素晴らしい時間を過ごせたことです。

また、家族そろって、大きな病気や事故もなかったことは、当たり前のように見えて、実は非常にありがたいことなのだと思います。(特に、妻が何年か前に大病にかかり、回復しているので)

バイブルラインの記事やTwitter投稿が多くの方に読まれるようになったことにも感謝しています。それを通じて親しくなった方もいるし、信仰が強まったと言ってくださる方もいます。

そのような形で誰かの祝福になれるというのは、非常に嬉しいことです。また、そのように連絡してくださる信仰の友のことを感謝しています。

主に愛されている兄弟たちよ。わたしたちはいつもあなたがたのことを、神に感謝せずにはおられない。
(2テサロニケ2:13)

「主の良くしてくださったこと」を思い出しながら一年を振り返ってみると、喜ばしいことばかりではなく、辛いことや悲しいことの中にも、主の恵みが見えてきます。

仕事や個人的なことで心に重荷を感じた時には、主が一緒にそれを背負ってくださいました。

日々にわれらの荷を負われる主はほむべきかな。神はわれらの救である。
(詩篇68:19)

そして、自分には充分な力がないと感じた時でも、すべきことを最後までやり抜けるよう、私を強めてくださいました。

わたしは、自分を強くして下さったわたしたちの主キリスト・イエスに感謝する。
(1テモテ1:12)

問題や困難が生じた時、神は私の祈りに耳を傾けて、解決策、あるいは希望や忍耐力、また励ましや慰めなど、その状況において最善のものを与えてくださいました。

わたしはあなたに感謝します。 あなたがわたしに答えて、わが救となられたことを。
(詩篇118:21)

また、これは今年に限ったことではありませんが、昨日はクリスマスだったので、イエス・キリストがこの世に来て、命がけの愛によって私たちを愛し、罪から救ってくださったことを感謝しました。

「主に感謝せよ、主は恵みふかく、そのいつくしみはとこしえに絶えることがない」と、主にあがなわれた者は言え。
(詩篇107:1-2)

祈り: 神さま、この一年を通してさまざまな状況で私たちをあがない、救出し、助け、勝利を与えてくださったことを感謝します。あなたはとても恵み深い方であり、あなたのいつくしみはとこしえに絶えることがありません。

新しい年にどんなことが待ち受けていようと、あなたがいつも私たちとともにいて、一緒に重荷を負い、勇気と力と希望を与えてくださることを感謝します。

また、特別なことだけではなく、たくさんの小さな祝福を与えようとしてくださっていることを感謝します。私たちがその一つ一つを見逃さないように助けてください。アーメン。


(次週1月2日の配信はお休みとさせていただきます。)


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