--科拳
<おことわり>
この記事は共テの誤字について、誇張した表現を含みます。また、本記事の内容について、正確性を保証するものではございません。あくまで、ジョークとしてお楽しみいただければと思います。
科拳
か-けん【科拳】
〔意味〕
①(大事な場面での)くだらない過失。
類-ケアレスミス
[例文]明日のテストでは科拳に気をつけよう。
② 原因のわからない過ち。
〔語源〕
2022年度の大学入学共通テストにおいて、世界史Bの問題に誤字があり、「科挙」が「科拳」になっていた、という故事に由来する。
50万人以上が受験した共通テストという重要な場で、校正によって発見しうる単純な誤字が生まれてしまったことから、くだらない過失やケアレスミスを指すようになったと言われている。
また、手書きで作られたわけではないにも関わらず、共通の読みを持たない2つの漢字が間違えられたことに関して、いまだに原因がわかっていないことから、原因のわからない過失に対しても用いられるようになった。
※科挙・・・中国において、隋から清の時代まで約1300年にわたって行われていた官僚登用試験。
〔語釈〕
語意の解釈については、専門家の間でも意見が割れており、ここでは最も有力とされている2つの解釈を掲載した。
一方、学問のプロである作問者による過失であることから、その道に長けた人でも過ちをおかすことがある、という意味で解釈すべきだと主張する声も根強い。
一部では、中国の人材登用のあり方について一石を投じるものである、という説も囁かれているが、これについては明確な根拠がなく、否定的な見方が多い。
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