なぜタロットカードの1番目は魔術師なのか
タロットカードの大アルカナカード22枚は
無から有の創造の過程において、22の視座が在ることを比喩表現しているようだ
さらに、宇宙のフラクタル構造や、回転・輪廻、元素などの要素を含んでいる
宇宙とは何か
地球とは何か
人間とは何か
私とは何か
意識とは何か
これらのクエスチョンに対するヒントになりそうなカードである
そこで早速疑問が湧く
タロットカードはいつ誰が作ったのか
情報源は何か
なぜタロットカードの大アルカナカードを22枚にしたのか
そして各絵柄をどのような意図で描いたのか
タロットカードは何の為に使うのだろうか
22の多面的な視座があることを知っていた作者が、
現代の占いのような使い方をしていたとは到底思えない
また、22の視座に気付いていた作者は
他者の視座について、伺い知ることなど容易いことだったであろう
何の為にタロットカードは作られたのだろうか
そして何よりタロットカードの1枚目が魔術師(詐欺師)なのが興味深い
タロットカードは最初の1枚目から、マジックの世界が始まっているのだ
つまり初っ端から幻想の世界を暗示している
目に見える物質的に存在する地球や人間はもとより
目に見えない物質的に存在していない天使や悪魔や獣も
魔術師のトリックによって始まった幻想の中に在る
興味深いのは、目に見える領域から
目に見えない領域へと繋がる通路が在ることだ
この宇宙は幻想の中とは言え、そこには設定があることをタロットカードは教えてくれている
さて、これをどのように使い
ゲームの上がりは一体何なのだろうか