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言霊の存在に気が付く機会に恵まれる

『言霊精義』の著者の旧著『言霊百神』が出版されたのは1969年のこと。

旧著『言霊百神』は更に英語に翻訳されて、世界各国の国会や大学の図書館に収蔵されて居るから、も早や何者も此の真理と事実の存在を否定する事は出来なくなって居る。今日まだその個人の因縁が熟さず、言霊の存在に気が付く機会に恵まれない不幸な遅蒔きの人だけが右往左往して、あらぬ方角の暗中模索を続けて居る。

言霊精義 P223

まさに、コレは私自身のことをズバリ言い当てているようだ。

這這の体で言霊の存在に気が付いたものの、一朝一夕では到底理解し難い。
今まで拾い集めてきたピースを机上に並べ、ただ茫然と眺めるしかできずにいる。

拾い集めてきた無数のピースを眺めたとて
因果の結果を見ているにすぎず
やはり原因となる主体を自ら体得しない限り
いつまでも籠の中の鳥である。

かごめかごめ の唄の意義を
身をもって知った。