【イベントレポート】2024.6.4~5 ビビビツアーvol.2@香川県、開催報告!
去る6月、2度目のビビビツアーを開催しました! 今回の目的地はうどん県こと香川県。高松市でビアフェス『SANUKI BEER MEETING』が催されるということで、有志を募ってお邪魔してきました。
現地(高松)集合&解散のスタイルで実施されたこのツアー、お店の常連さんだけでなく広島からの参加もあり、総勢10名のなかなか賑やかな顔ぶれがそろいました。
まずはビアフェス会場付近のダイニングで、顔合わせとオリエンを兼ねたランチからスタート。小腹を満たして準備を万端に整えたのち、『SANUKI BEER MEETING』会場で思い思いのビールを渉猟します。
北海道から九州まで様々な地域のブルワリーが集まったこのビアフェス。香川県からはこのイベントの仕掛け人であるオーロイブルーイングさんや、丸亀市の離島、本島でビールをつくる久福ブルーイング本島さんなどが出店されていました。どちらも「ビビビ。」ではすっかりおなじみですね。
また、高松市内のSETOUHIさんには、ヘッドブルワーの土居さんにその場で公開インタビューをお願いしました。SETOUHIとはどのようなブルワリーなのか? 土居さんはなぜブルワーを志したのか?(前職は薬剤師だったそうです) SETOUHIのビールがいっそう美味しくなりそうな話を、根掘り葉掘りお聞きしました。これもビビビツアーならではの企画と言えるでしょう。
初日はそうしてローカルのビアフェスを楽しんだあと、夜は余力のある有志で高松の街へ繰り出しました。名物の骨付鶏に舌鼓を打ったり、バーホッピングを楽しんだり、讃岐の酒場を存分に満喫。
そして翌日(日曜日)はバスをチャーターし、高松から琴平町へ。「こんぴらさん」の通称で知られる金刀比羅宮のお膝元で街作りに取り組んでいる、呑象ブリューイングさんにお邪魔しました。
オーナーの近江さんにアテンドいただき、まずは空き家利用で誕生したという「琴平文具店」へ。そのお洒落な空間演出もさることながら、オリジナルのリングノートがその場でデザインできるとあり、参加者の皆さんも大喜びでした。
もちろん、呑象ブリューイングさんのビールもしこたま飲ませていただきました! この時点で醸造開始からまだ1年とあり、都内ではなかなか飲む機会のないレアなブランド。ブルワリー誕生の経緯に耳を傾けながらいただくビールは各別でした。
さらに、ビールを飲み干したあとは、金刀比羅宮の参道にご案内いただき、およそ800年も前から続いているという飴屋さんに話を聞くことができました。その名も「池商店」。
話をお聞きした現当主の池龍太郎さんは、実に28代目にあたるそうで、商売というよりも神事として家業を繋いできた誇りのようなものが、優しい語り口の端々から感じられました。
大盛りあがりだった高松のビアフェスで浴びるようにビールを飲み、琴平町ではその歴史に触れながら鮮度抜群のビールをいただいた今回の旅。飲みっぱなしの1泊2日ではありましたが、学びと刺激にあふれたひとときになったのではないでしょうか。
「ビビビ。」では引き続き、ビール欲と知識欲を満たす楽しいツアーを仕掛けていきます。次回のビビビツアーにもご期待ください!
〈Photo By Natsumi Harada〉