11月13日～14日　その2

11月13日にはもうひとつ重大な出来事が発生していました。

とうとう髪の毛が抜けだしてきたのです。

ええ、当然覚悟はしてましたよ。昔っから抗がん剤＝脱毛のイメージがありましたし、先生からも入院初日の説明で『だいたい２週間後ぐらいから抜け初めますから』って言われてましたし。

で、ほぼきっかり２週間後に抜け始めました。この時は正直『スゲー、きっちり２週間じゃん』って思いましたね。

ブラシかけりゃ抜ける抜ける、手櫛すりゃ抜ける抜ける、寝てるだけでも枕に髪の毛付きまくる。

シャワーで髪の毛洗ったらヒェ～～、ってなもんです。

もう、髪の毛回収するのも大変ですので以前から考えてた事を実行します。

そう、坊主です。

幸い病院の地下に床屋ありますし、看護師さんに早速予約を入れてもらいました。

で、翌14日床屋さん。おじいちゃんとおばあちゃんが店主です。

まあ、がん患者だらけの病院にある床屋ですので事情は説明するまでもないです。

問題はどれだけ切るか、です。

当初、自分はつるっぱげ状態にしてもらうつもりでした。

でも、おじいちゃん曰く『抗がん剤治療中につるっぱげに剃り込むのはおススメしないな、5厘刈りでも充分だよ』

っていいますので、ここは素直におじいちゃんの意見を採用です。

生まれて初めての五厘刈り。ばっさばっさバリカン入れられてきます。

どんな気持ちになるかなあ、っても思ってましたが切られてる最中の感想はさっきも書いたとおり『バッサバッサだなあ』です。

で、キレイさっぱり。2,200円なり～。丁寧にやってもらいました。