双極性感情障害Ⅰ型という精神疾患は何をしていればいいのか?
他の精神疾患にも当てはまる事ではあるのですが、敢えて、双極性感情障害Ⅰ型に絞っています。理由は読むと分かると思います。
30歳くらいの時に、病院で「双極性感情障害Ⅰ型です。」と言われる。は?なに?それ?と思ったけど、躁うつ病ですと言われると、あー、聞いたことあるかな?に変わる。
病院を退院して、何をやるか。まだ、30歳くらい。双極性感情障害の平均寿命は普通の人の10~20歳若いらしい。日本の男性82歳、女性88歳。それが、最大62歳くらいまで若返る。身体の疾患で若いのではなく、理由は自殺。
…まじか。自殺で平均寿命が短いなら、天寿を全うしている人もいるだろうけど、結構な確率だよな。自殺は日本人の場合、0.7%だけど、双極性なら、7%。複利だったら最悪だなと思う。しかし、今の私は45歳なので、駆け抜ける可能性はある。頑張ろう。
さて、30歳から45歳まで何をしていたのか?就職活動頑張った。年齢別転職サイトに文字通り登録しまくった。転職エージェントも登録しまくった。
どうなったか?経歴に空白があるので、嫌われて話がこない。病気の事は隠したけど、やっぱり来ない。私はインターネットが好きだったので、そういう所に話を貰ったが、一番最悪だった面接は「10年後、どうなっていたいですか?」と言われた事。相手はフィードバックでこの質問で暗くなったというが、お前馬鹿だろとストレートに言いたかった。
うちの親は私より40歳年上で、兄弟は介護する気はないらしい。そうか、私がやるのか…。と思っていたら、その時の面接が40歳位だったかな…。80歳の父親、死んでいてくれたら、楽だけど、そういう発想は良くないな。介護か、現実と立ち向かわないと…。と思っていたら、暗い顔だったらしい。歳は同じくらいとか言ってたけど、ストレートに馬鹿だなと思った。親の介護しないで済むなら良いけど、何かしらの理由がない限りは、普通の人は通る道。親の介護を一人でやるのか…。辛いなと思う。
それよりも、まず自分の飯の金を稼がねば。私は障害年金2級を得ているが、病気になったと思った24歳から30歳くらいまでは、「うつ状態」という症状で精神障害者手帳で言えば、3級。障害年金を申請しても、書類上では通らず、常にお金に困っていた。病院については、精神自立支援があるのと、親と同居はしていたが、何も支援をしてくれていた訳では無いので、世帯も戸籍も分けた。世帯を分けたのには理由があって、親の世帯で住民票を登録しておくと、親の年金所得で家計が計算されて、うちの場合は多分上限20000円で、自費。
経済力が全くなかった私にとっては、良くなるための通院すらままならない。
それの改善策として、世帯を分ける。どういう事か?私が世帯主になって、収入はゼロ。親は面倒を見る意思は無いという事を強く言うと、精神自立支援は上限2500円、住んでいる自治体からも医療費が補助され、医療費だけは免除された。国保でなければ、月1万円~3万円の支出なので、この補助は本当にありがたかった。
並列して、経済活動を行おうとしたが、35歳くらいの時に、もう無理だと思い、会社を立ち上げる事にする。自分一人の会社。一人親方の会社。けど、そんなに順風満帆でもなく、飛び込んだ業界が強烈にコストダウンをするところで、タダだったら仕事は提供するけど、1円でも払う場合はNGという文字通り地獄の業界。国は産業としたいらしいけど、まずは働く人に金を渡せと思う。そんなこんなで、障害年金2級があったから、ベーシックインカムとしてなんとかなり、うちの親は金を得ないのは仕事では無いと言ったが、ボラティアはどうなのか?と言い返したら、口をつぐむ。基本的に頭が良くない。
今も続けているけど、双極性感情障害1型だけなら、周りのおっさんを見て、55歳くらいまでやろうかな…。お金なんてもう無理だし。と思っていたけど、パーキンソン病になってしまい(見込み)、親が2年半で動けなくなった事実を考えると、4~5年かな。50歳が一つの目標だとは思う。
あとは、家で寝たきりにでもなるんだろうな。介護とかどうなるんだろう。自分には伴侶や子供がいなくて良かったと強く思う。伴侶が献身的で、面倒を見てくれていたら、それはもう人生で一番幸せな事であり、いつ旅立っても、良いなと思うけど、介護の仕事は地獄だと思う。
老人ホームはまとまって老人を見ているから成り立っているのであって、一人を一つの家でとなると、四六時中を考えると、朝の7時に起きて、トイレの確認をして、9時くらいに朝食と朝の薬。デイサービスに行く日はこの辺でお見送り、12時に昼ごはん、トイレの確認、と朝の薬。14時から17時まではテレビに面倒を見て貰うが、やっぱりトイレの介添え。18時に夕食と夜の薬。21時までテレビが付き添い。21時に風呂。22時半に寝かしつける。
見ただけでもスケジュールが凄いが、今はこれを父親がやっている。細かく言うと私が起こした癇癪を真に受けて、全部やると言って、引き受けている。いつまでもつかと思って見ているが、半年くらいで根を上げて、デイサービスとか、訪問リハビリ、訪問入浴とか、自分が休憩できる時間を創ろうとしている。
というか、85歳くらいなんだから、「俺一人だときついから、手伝ってくれ。」と言えば、普通に手伝うのに、深いため息しか出ない。けど、日本でトップクラスに過酷な肉体労働をしていたらしいので、様子を見ているだけ。口出しするだけでも、心が痛む言葉を言われるので、言えない。
どこからこんな話に成ったのかと思えば、仕事の話だけど、私は母が72歳位の時にパーキンソン病ではなく、Ⅱ型糖尿病で倒れ、後遺症で動きが鈍くなって、車椅子だったよな…という気がする。母親については、非常に苦労を掛けて育ったので、最後までは見たいけど、こっちも上に挙げた双極性の自殺率で、不意に行かないとも限らないので、気を付けなければ。
今の仕事は業界的にも人がいない。利益も出ない。やっている人はどんな人?と思う。多分、時間感覚がゆっくりじゃないと駄目かも知れない。私は双極性Ⅰ型なので、ブチギレ系なので、向いていないのは分かっています。
仕事の求人話の最後としては、裏取りはあまりされないけど、経歴詐称は微妙かな。病気については、絶対に言わない方が良いです。言うと、それだけで落ちる可能性がかなり高まります。前に、役所で障害者が雇用されたと言っていたけど、1件だけで、1000件みたいに言う人がいるけど、嘘つきには気を付けた方が良いです。障害者雇用促進法なんてものがあっても、身体障害でポイント出せば良いので、リスクの高い精神なんて採らないという所の方が多いです。どんなに能力が高くても、例えば、パラリンピックで何かしらに障害があるけど、参加するとか、その位しかないなと思います。
個人的に精神とカミングアウトしている人は、旦那が働いていて、奥さんは仕事していないが多いかな…。逆は見たことない。男性は受難です。