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トレーニングで気になること:どうして心拍数を測るの?

ロードバイクに乗り始めて、会社の方たちと一緒に乗るようになって気づいたことがありました。経験者の方は大体ライド中に心拍数を測ってるんですよね。

どうして心拍数を測るのでしょう?心拍数を測ることで分かることとは何なのか?気になったので自分なりに調べてみました。このテーマに関しては既にインターネット上にも数々の記事がありますので、ここでは私なりの解釈で、できるだけ簡単にまとめました。

最大心拍数というものがあるらしい

人には最大心拍数というものがあり、220-年齢とか、208-0.7x年齢などの公式によって推定することができるそうです。簡単に言うと、運動で最大追い込んだ時にどこまで心拍数が上がるかです。

ただし、これには個人差が大きいことも分かっているようです。例えば、私の安静時心拍数はApple watchの計測によると70拍/分です。しかし、中には60拍/分とか、アスリートレベルの方だと60を切る場合もあるそうです。私と同じ年齢の方だと、上記公式によって算出される最大心拍数は同じと推定されます。しかし、仮にこの方の安静時心拍数が59拍/分だった場合、最大心拍数が同じと言うのは素人的には信じがたい・・

最大心拍数を知ることで何が分かるのか

一言で言うと、運動中の心拍数が最大心拍数に近ければ近いほど運動強度が高いということが分かるのです。

つまり、皆さんがライド中に心拍数を測るのは、このためなのですね。もし100kmのライドをしようとして走っているのに、最初から心拍数を最大限上げて走ってしまったら、途中でバテてしまいますよね。逆にスプリントのように短距離を高速で走る場合は、心拍数が最大心拍数に達していなければもう少し踏めるということなのかな?

運動強度が分かればトレーニングの効率が上がる

先日の投稿でマーク・アレン氏のトレーニングメソッドについてご紹介しました。彼が勧めるのは高強度で短時間のトレーニングと、強度の高すぎない長時間のトレーニングを組み合わせるというもの。

どのくらいの運動が高強度で、どれくらいが丁度良い強度なのかは、やってみれば感覚的にもある程度は分かるものだと思いますが、心拍数を測ることでより効率的にトレーニングできるということなんだと思います。「今日は高強度のトレーニングをしよう」と思ったのに、心拍数が低すぎれば思うように効率を上げられず、残念な結果になってしまいますし、逆も然り。

まとめ

-  人間には最大心拍数というものがあり、公式で推定することができる。

-  ただし最大心拍数は個人差が大きいので計算で出せるのはあくまでも推定値。

-  運動中に心拍数を測ることで、最大心拍数に照らして運動強度が分かる。

-  運動強度が分かるとトレーニングの強度を効率よく設定できる。=トレーニング効率が上がる。

昔から運動している方や、既にトライアスロンに取組まれている方にとっては「当たり前じゃん」という内容だったと思いますが、これからトライアスロンやロードバイクを始めたい方の参考になれば嬉しいです。前述の通り、インターネット上にはたくさんの学術記事やまとめ記事がありますので、もっと詳しく知りたい方は是非調べてみて下さい。

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