リップピアス
高校生の頃一目惚れしたリップピアス
大学に入ったら開けることを夢見てきた。
大学生活にも慣れてきた五月
ついにリップピアスを開けることになる。
でも、そのリップピアスが原因で彼女に振られた。
開けないで欲しいと言われていたけど
憧れの感情を抑えることができなかった。
後悔は一切していない。
憧れを否定する人とうまくいくわけがなくない?
でも、別れてから1ヶ月もしないうちにリップピアスなんかどうでもよくなる人と出会うことになった。
初対面の印象が全てとはまさにこの事で
最初に喋ったときには既に気になり始めていた。
別に見た目が好きかって言われたら全くそんなことはない。
でも自分の中ではもうこの人しかいなかった。
俺ってこんなに恋愛体質だったっけ?
大学に入ってからは ″あの頃″ のような恋愛はもうしないと思ってた。
でも今は性欲とか利害とかじゃなくて純粋に恋愛を楽しめている。
久しぶりに恋愛を楽しいって思えたかも?
その子と過ごす日々が楽しい分終わるのが怖い
終わりを考えながらする恋愛はしょうもないって思ってたけど
この一年、終わることが当たり前になっていた。
この夏は後悔したくない。
全力でいかせてもらうよ?
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