病む受験

夏休み前最後の1週間の話

クラスに元カノがいる。
その子は自分がまだ未練があるんじゃないかと疑って、別れてからずっと心を開いてくれなかった。
正直今もないことは無い。
けどずっと引きずってたってしょうがないしクラスで気まずいのは嫌だったからなんとか隠してきた。

最近ようやく心を開いてくれて何人かで喋ってた時にボケたりすると笑ってくれる。
これがたまらなく嬉しい
まだサシでは喋れないけれど元に戻れたと感じていた。

夏休み前に受験のための資料を書く時間があった。
性格を書く欄があり席が近かったその子を含む何人かでお互いの性格について話していた。
その子の後ろの席のやつに自分の性格を聞いた時

一途なところ

と答えた。
その瞬間に別れてから一年近く築き上げてきたものが全て崩れた。
その一言でいまだに自分が引きずっていると相手に思わせ、それ以来会話は無くなった。

そいつは今までもそういうことを散々やってきて裏ではあんまり好かれていない。
俺はみんなと仲良くしたかったからムカつくことがあっても仲良くしてきてたし嫌なことは嫌と言っていた。
けどもう我慢の限界
デリカシーのないやつは嫌いじゃないけど超えちゃいけない一線はあると思う。







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