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【絶対絶望少女】クロクマとシロクマとは一体なんだったのか【考察】

*この記事はだらだらとダンガンロンパについて考察する記事です。ダンガンロンパシリーズの重大なネタバレも含みますのでご注意ください。考察内容はあくまで個人の妄想なので軽く流して下さい。*

今回の考察テーマはこれです。


絶対絶望少女に登場する大人サイドのシロクマ、子供サイドのクロクマ この2体は一体いつ現れ、何のために存在するのか?

まずエンディングで示唆されるのはシロクマ、クロクマは二体とも同一の人格を持つ「江ノ島盾子の人工知能(AI)」だということ。

シロクマはオトナの味方をし、誘導やクロクマへの情報の受け流しをし。そして子供のいない大人達を選んで救い出し地下へ集めた。一方クロクマは子供サイドでシロクマから送られた情報を元に大人達の関連人物を拷問にかけ、"相談役"として子供達の行動を誘導し、モナカに2代目江ノ島盾子についてや、大人と子供達の戦争についての計画を伝授した。

どちらも対局の立場で大人と子供達、そして未来機関と絶望の残党の戦争を起こすため塔和シティーの情勢をコントロールしているが、そもそもクロクマとシロクマは一体誰が、何のためにいつ塔和シティーに投入したものなのか?

おそらくクロクマシロクマが投入されたのは絶対絶望少女の冒頭より前。子供達が大人達の虐殺を計画し始める前だと思われる。

外側についてはシロクマ、クロクマはそれぞれモノクマのボディにペンキを塗ったものになっていて、身体自体は特別に作られたものでは無かった。

では最後カムクライズルが回収した人格チップは元々どこにあったものなのか。

クロクマ、シロクマが江ノ島盾子の人格AIを搭載していることにモナカはビックバンモノクマが動き出すまで気付くことはなかった。(動いた後も気付いていなかったかもしれないが)

加えてもしクロクマシロクマに搭載されていたAIチップが江ノ島盾子からモナカに直接渡されたものであればそれについての言及が少しでもあるはず。

つまり塔和モナカはシロクマ、クロクマを江ノ島盾子が残した「ちょっと風変わりなモノクマ」としか考えていない可能性がある。

大体の予想ではAIチップが組み込まれたシロクマ、クロクマは江ノ島盾子の死後自動的に起動。第2第3の絶望の渦を起こすための布石として作られたものだった。

モナカはAIチップを搭載したシロクマとクロクマを発見。普通知らないAIが組み込まれたモノクマは怪しくて信用できないものだがおそらく江ノ島盾子が制作したものだということとクロクマの出した計画などの知識が有用だと感じ利用することに決めたと考えられる。

シロクマは大人側へと渡り、クロクマは子供達に虐殺方法などをアドバイスする"相談役"となった。

そしてカムクライズルがそのチップを利用するため回収しにくる。江ノ島の近くにいたカムクライズルならすぐチップの正体、目的、今ある場所がわかるはずなのでこの塔和シティーの混乱が最骨頂になったタイミングで島に潜入。

カムクライズルは混乱に紛れ江ノ島盾子のAIチップを回収。そのデータを元にウィルスを作成しジャバウォック島へ…。

というのが絶対絶望少女におけるクロクマとシロクマの一連の流れだと考えられる。

こうやって一連の流れを書き出す前は「塔和シティーでの出来事はカムクライズルが行った江ノ島盾子の人工知能の実地テストでは?」とも思っていたがモノクマ形態で塔和シティーへ連れて行ったのならまた回収しに戻る必要がないので違う方向で考え直した。本編を見返すと思った以上に簡単な流れだったように感じる。

シロクマクロクマ、つまり江ノ島盾子の人工知能は最後に「アイツらが前のめりになってくれるほうがずっと大きな収穫よね?(中略)最終決戦の布石としては絶望的に完璧すぎ!」と言っている。ここで言う"アイツら"は未来機関である苗木達。そして最終決戦はスーパーダンガンロンパ2の最終裁判の未来機関(苗木達)vs江ノ島盾子で合っていると思う。

以上!元々この考察は江ノ島盾子の死亡後の死体について考えていた時に派生して始まった考察でしたが思った以上に長くなりました;;江ノ島盾子の脳はAIの更なる開発のためカムクラが回収したのでは?とありもしなさそうな設定を探っていたのですが中々無理そうですね^ ^

ここまで読んで頂き有り難うございました!またぜひどこかで会いましょう!では!

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