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熱中症予防って意外と難しい・・
心と体にいいこと #032
7月に入って、こちらの愛知県も
一気に気温上昇しています。
まちとしても、仕事場でも、
熱中症アラートが発令され始めました。
部屋の温度を下げる。
換気する。
こまめに水分補給する。
塩分もそれなりに摂り入れる。
これらが熱中症対策の基本、
と言われています。
確かにそうなのですが、
高齢者の一人暮らしや
高齢者のみの世帯では
なかなか難しいことです。
ご高齢の方たちは、
温度やのどの渇きや
汗をかいている 、
といったことについて、
他の世代の人とは
感覚が異なります。
これって、ご高齢の方と
一緒に住んでいる方や
その経験のある方は、
よくご存知のことと思います。
体感を認知するチカラが
低下してきている方は、
結構な高室温の中でも
「この程度なら暑くないよ」
といって過ごしてしまいます。
あと、意外と多いのが、
エアコンをつけて換気なんて
もったいない!という方々です。
これって私も痛感しています。
会社員時代は、その金額の
多い少ないは別として、
毎月給料が入りました。
その収入が少なくなったり、
不安定になりますと、
誰だって節約モードになります。
感染症の流行に関わらず、
温度湿度の調節のため、
定期的に換気することが
よりよいと言われています。
エアコンを付けながら、
時々換気ですね。
また、「のどが渇く前に、
まめに水を飲んでね!」と
お願いしても、のどが乾いた!
という感覚がないわけですから、
水分補給のタイミングも難しい。
これって、昆布茶や梅茶などは、
水分と塩分の両方を
摂取できて良いですよね。
食事の時のご飯に合わせて、
お茶碗に梅干しを
ちょこっと入れるのも
ありですよね。
そして、とにかく基本は
「様子見と声掛け」です。
一緒に住んでいなくても、
家族がいらっしゃれば、
面倒がらずにメールや電話で
声をかけることです。
「ちゃんと水を飲んでる?」
「エアコンの温度選定は何度?」
そう・・うるさいなぁ~と
言われても良いので
声をかけることです。
ご近所さんとの普段の
お付き合いも肝心ですね。
ご家族の様子をちょっと
お聞きしてみることも
やりやすくなりますので。
できることには限りがありますが、
ご家族・ご近所さん・自治会などと
地域ぐるみのお付き合いが
一番の予防法ですね。