
鞍馬山へ ⑤
ちょっと 素敵に くつろぐ #005
鞍馬寺の本殿金堂へは、
さらに上っていくのですが、
ルートが異なるため通り過ぎた
多宝塔へ向かいます
その途中に、弥勒堂があります。
釈尊の入滅より56億7000万年後に、
この世に出現して人類を救済する、
という弥勒菩薩が祀られています。
そうして多宝塔を巡ってから、
もう一度この新参道を戻ります。
気温の加減なのか、
それともそういう樹種なのか、
まだ桜の花が残っていました。

先程の多宝塔への分かれ道まで戻り、
再度上がっていきます。
「貞明皇后の休息跡」「巽の弁財天社」
「転法輪堂・洗心亭」「貞明皇后休息の寝殿」
などを通って、

いよいよ「本堂金堂」となります。

このあたりで標高400mくらいかな?
ここで、しばしの間「気」を
楽しませていただきました。
この写真の左下に映っているのが
「金剛床」。
人が尊天と一体化する修行の場であり、
エネルギースポットのようです。
そういう話を聞きますと、
「聖なる空間」と意識してしまいまして、
中に立ち入ることも、写真を撮ることも
ためらわれました。
(少しだけ収めましたが・・)
個人的には、本殿の両サイドを固める
「阿吽の虎」の前で、向かって左(西)側に
とても強い「気の流れ」を感じました。
ここまでの優し気な「気」とは、
異なる感覚でしたね。
ちなみに、本殿の右(東)側には、
水の神を奉安する「閼伽井護法善神社」、
左(西)側には護法魔王尊を奉安する
「光明心殿」があります。
どうしたことか、私は「閼伽井護法善神社」
をうっかり見過ごしてしまいました。
さてさて・・・ここからは、
さらに上っていきながら、
奥の院魔王殿へと向かいます。(つづく)