ゆずみつきなと

気が向いた時に手前勝手な事を申し上げます

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最近の記事

思い出に勝る最高のスパイスは無いのだろう

「どれだけ体調が悪くても、無理してでも食べないと元気になれないよ」 これは幼少期に私が祖母から言われた言葉だ。 こう書き出してみると、中々パンチの効いた台詞である。 だが、私はこの教えを今でも守っているし、大切にしている。 医療関係者の方が、万が一これを見たとしても許して下さい。 効果を推奨するわけじゃなくて、一個人の家庭の話です。 さて、「元気をもらったあの食事」との事だが、思い返して記憶に残る食事を列挙するとキリが無い。 例えば 子供の頃になけなしの小遣いで買ってい

    • 「どこでも」と言われると逆にどこにも行けない

      どこでも住めるとしたら? なんと夢のある言葉だろう。 ある人は海外旅行の思い出の地に。 またある人は念願の憧れの地に。 そしてある人は現実ではあり得ない場所に。 「どこでも」と言うのはそう言う事だ。 小学校6年生の娘に聞いてみた。 「えー。友達と離れるのが嫌だからここで良い。」 なんと夢の無い事である。 小学校1年生の息子に聞いてみた。 「スマブラとマイクラが出来るならどこでも!」 いや、そういう事じゃ無い。 では妻にも聞いてみよう。 「それより醤油足らないから買

      • 清潔という言葉に踊らされる日々

        不潔なイケメンに出会った事が無い。 どれだけ顔が良くても清潔感の無い男はモテない。 これは私が昔から言われ続けていた言葉だ。 誰からなのかは忘れてしまった。 私はお世辞にも顔が良いとは言えない。 モテるなど恐れ多くて考えた事など無い。 だがそんな私も何度かの恋をして、恋人が出来、今は家族がいる。 それはきっと先ほどの言葉をくれた誰かのおかげなのだろう。 不潔な人はモテない。 これは性別、年齢問わず大事なルールなのだと考える。 私の好きなイケメンの話をしよう。 オ

        • 親父が死んだ日

          今年の書き初めからなんて酷いタイトルだろう。我ながらそう思う。 でも私が今書きたい事。残したい事はこれなのかも知れない。 先に申し上げておくが、今回これを書いているのは衝動的だ。 故に今まで書いたどの文章より稚拙な物になってしまうであろう事をお許し願いたい。 前回気まぐれで書いた記事が2020年の事。 それから私を取り巻く環境は大きくは無いが僅かに変化を遂げた。 だが、社会はその頃から大きく変動したと言っても良いと個人的には考えている。 それに比べれば私の変化などは、大

          人生にタイトルを

          私にはネーミングセンスが無い。 それはnoteでの私の名前を見ていただいてもお分かり頂けるだろう。 先ずはこの上記に表示されている名前から説明をしよう。 この名前は好きな人やペットの名前をアナグラム的に組み合わせた名前である。 以上 つまり適当に名付けた名前なのだ。 思い返せば昔からネーミングセンスが無かった。 ゲームのキャラクターに名前を付ける時さえも何処かの漫画のキャラクター名をそのまま付けていたし、最悪の場合は元々名付けられたキャラクター名をローマ字にしてみたり

          人生にタイトルを

          あの日の空は鈍色だった

          私は中学で部活を辞めた。 正確には中学三年間はしっかりと部活をし、それ以降は部活の様な物には所属しないと決めたのだ。大袈裟に言えば私に染みつく負け犬の根性はこの頃に身についたものだろう。 幼少の頃から運動神経が存在していなかった。走っては転び、飛んでは倒れ、自転車には中々乗れず、縄跳びで躓くのはいつも私だった。動く事は嫌いでは無く、様々な事に挑戦してはそのほとんどで挫折してきた。才能や努力の問題では無い。そもそも基礎が出来ないのだ。続ければどうにかなるレベルでは無いのは誰

          あの日の空は鈍色だった

          それは血となり肉となり

          私はそれなりの漫画好きではあると思う。 ワンピース、スラムダンク、ドラゴンボールなどの王道中の王道は勿論読んでいるし、近年話題の鬼滅の刃、約束のネバーランド、ビースターズも読んでいる。友人宅に行けば違うジャンルの漫画が並ぶ事に心躍り、友人そっちのけで漫画ばかり読んでいた。(今思えばだから私は友人が少ないのだろう) 友人宅で刃牙、ジョジョ、クローズなどの長編と分類しても良い漫画を読破していたのだから、友人からすれば迷惑以外の何者でも無かったのでは無いかと思う。高校生の時に年

          それは血となり肉となり