Asaki Haraguchi

二十歳のころ英国でバクティヨガと出会い、インド大好き、キールタン大好きになりました。古…

Asaki Haraguchi

二十歳のころ英国でバクティヨガと出会い、インド大好き、キールタン大好きになりました。古民家で自然によりそった暮らしを営みながら、翻訳や物語創作をしています。

最近の記事

マントラを唱える=「ゆだねる」練習

瞑想を「あえて」しないことを書きましたが、マントラを唱えたり歌ったりすることは時々あります。 一つには、つらいことがあって自分ではどうしようもないとき、マントラを唱えます。神頼みというよりは、「ゆだねる」練習です。 普段は「自分でどうにかしなくちゃ」なんて思って暮らしていますが、思い通りにいかないことはたくさん起こります。自分は宇宙のなかではミクロな存在なので、思い通りにいかなくて当たり前です。 それでも、「私」が「サブジェクト(主語)」の世界で生きているので、私主体で

    • 瞑想を「あえて」しないこと。

      人形浄瑠璃の先生に練習の初日くらいに「せっかち」と言われて一瞬ドキッとしたことがありました。 しいたけ占いでもてんびん座について書いてあるけれど、私の場合も、自分の実感としては良くも悪くも人に「誤解」されていることが普通の状態です。 よくある誤解の一つが「のろい」と思われることで、子供のころから家族親戚にせかされてきました。でも自分では相当せっかちだと感じています。 人形浄瑠璃の先生がどうやって見抜いたのかわかりませんが、基本なんでもはしょって、ショートカット(近道)を

      • 旭座人形浄瑠璃に参加して

        3年ぶりに人形浄瑠璃が開催されることになって、もう笠原に住んでいないので同じ黒木町でも練習に通うのに30分かかるから、参加はどうしようかなと思っていた。 でも講習会が4回あると聞いて、せっかくプロに指導してもらえる機会だから講習会だけでもと参加。すると、遅刻して行った1回目から役が決まり、公演に向けてがんばって欲しいという強引な熱意に引っ張られて練習が始まる。 練習に身が入ったのは、公演の1ヵ月前に迫ってから。夫ルパは最初あまり乗り気ではなく、「やめたい」と言った時につい

        • 家出のススメ

          年齢的に子どもを作るには…と(やっと)調べ始めた2020年でしたが、 今のところ行きついたのは「内気功」という自分でやる簡単な気功と、 最近読んだわたなべぽんの「自分を好きになりたい。」という漫画。 というのも、自分が子供時代の苦しみから自由になっていないので、 まずそれに向き合わなくては、と真剣に考えたからです。 意外と良い本がなく、たまたま知ったこの漫画がすごく良かった。 初めて実感としてぽんさんと同じことができたのは、「家出」です。 家出したときに、小さな

        マントラを唱える=「ゆだねる」練習

          シンプルな答え

          内気功(ないきこう)って最近初めて聞いた言葉ですが、つまりは自分でできる気功。単純な動作ですぐ覚えられる。それがなんだか気に入りました。 一見気が利かないようでいて、実は気を配りすぎている私。人の性質とかをつい好奇心で深く理解したがるのも悪いクセ。気を配りすぎて呑まれてしまう。自分のところに元気が残らない……なんてことが昔からよくあります。 それが私の中でフツウにさえなっていたけど、ただ「気を溜めおこう」(八女弁?)と思いながら生活するだけで、なんだか変化ありな気がします

          シンプルな答え

          アダルトチルドレン

          人から見たらのんびりしてるように見えるかもしれないけど、37歳にして初めて「不妊治療」というものが何なのか知りました。恐ろしい世界ですね。結局はそのストレスのせいで妊娠しにくくなっていた、というケースも多いとか。 初めていろいろ調べてみて、女として自分の体のこと、体調のことがすごく勉強になりました。中国人の女友達はみんなインドでもタイでも冷たく冷えた飲み物を拒否していましたが、母親が責任をもって教えるらしいです。私は10代なんて体をめちゃめちゃに冷やしてました。 体調管理

          アダルトチルドレン

          基本的に買わないものリスト

          カッコ内に代用品?を記載しました。 ティッシュペーパー(ハンカチ、トイレットペーパー) ウェットティッシュ(濡らしたハンカチ、トイレットペーパー) 綿棒(耳掃除をしない) シャンプー・リンス(重曹とアロマオイル・クエン酸) 洗剤(洗濯は洗濯マグちゃん、EM石鹸、食器は水だけ、トイレはクエン酸とアロマオイル) ビニール袋系(布袋など) スポンジ系(布切れ、タワシ) プラスチック製品(竹など) サランラップ(フタ、皿) ふきん(布切れ) 100均のもの(あるもので‥) CD・D

          基本的に買わないものリスト

          楽しいことを考える

          子どもの頃から寝つきが悪い夜型の私が、夜10時消灯にしたのだけど、そんなにすんなり寝れるわけない。今読んでる「四人の姉妹」(若草物語)に楽しいことを考えるとすぐ寝れる、と書いてあった。 でも楽しいことを考えようとして困った。意外と思いつかない。もちろん本の中の世界に浸ることや翻訳することも楽しいけれど、そういうのじゃなくて、もっと「楽しい」ことって何だろう。 猫を見るのは楽しい。まだ年若いドマが、年上のおっとりしたポンや臆病で賢そうなカゲルを相手に遊びで喧嘩をふっかける。

          楽しいことを考える

          もっとのびやかに

          奥日向神キャンプ場であった祭り「タヂカラヲ」に参加して、忘れていた柔軟性がちょっと蘇ってきた。屋外でのキールタンをリードさせてもらったり、そのために着ていったロングスカートのまま冷たい川につかったり、直後に大雨に降られたり、サワガニといっしょにテントで寝たり。 参加者の多くは田舎や山奥で農業をしている若者や若い家族。ラウドミュージックが私は苦手だったけど、踊っている人が多かった。私も踊りたい。。。キールタンで踊りたいな~とインドが懐かしくなった。インドでも裸足で歩いたり池や

          もっとのびやかに

          英語でおしゃべりの花を

          旧八女郡役所内のアリが10匹さんで、「英語でおしゃべり、の会」2回目。ドミニック・ローホーのArt of Simplicityを一部読んでおしゃべりしました。 相変わらず、おしゃべりが苦手な私がいちおう先生役です。 もちろん正しい英語、伝わる英語で話せるようになりたい、と思うのは当然かもしれない。特にこういう場で「先生」役がいるときは。 でも、まずはそれを忘れてもらわないと、しゃべれるようにならない。たぶんこの矛盾が、英語の先生の苦しみの元かも。 言語は得意だけどコミ

          英語でおしゃべりの花を

          2年間の田舎暮らしで起きた7つの変化

          ブログをnoteに移行する記念?に、田舎暮らしで起きた自分の感覚の変化について考えてみました。たくさんあるけど、とりあえず7つ! 土壁が崩れているのを見て、以前は「早く直さなくちゃ」と思ったけど、今は「うむ、わびさびが出ていて良い」と思うようになった。 壁に穴が開いているのを見て、以前は「虫入ってくるし台風来たらどうするの」と思ったけど、今は「あ、開いてるな」と思うくらい。 夫がすぐやって欲しい作業をやってくれないとき、以前はイライラ怒っていたけど、今は「あーなるほど、

          2年間の田舎暮らしで起きた7つの変化