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道東の旅(5) 摩周湖から釧路湿原へ

最終日はどう過ごす


四泊五日の道東の旅も最終日になった。

1日目 羽田→釧路移動、釧路の炉端焼きを楽しむ(釧路泊)
2日目 釧路⇄根室 花咲線で往復(釧路泊)
3日目 釧路→美幌峠→阿寒湖(阿寒川泊)
4日目 阿寒湖遊覧→オンネトー→阿寒湖(阿寒川泊)
と言う旅程で8/30の最終日となった。
帰路の飛行機が釧路空港発18:30だから、17:30までに空港着でスケジュールを練る。

さて二泊した「ラビスタ阿寒川」だが、部屋の設備は充実しており、眺望も川側にしたので阿寒川が間近に見え、環境的には充実していた。
難点は部屋では携帯が入らずWifiも弱く重い画像だと見れない、携帯自体がたまに途切れると言う問題があり、Wifiの持参を勧めたい。
お湯は半露天の部屋風呂、貸切ができる家族風呂が四つと露天付きの大浴場とあり、貸切も比較的空いていて自由に何度も入れて温泉宿としては満足。
露天風呂からは鹿が見れたりと自然に囲まれ、心から休めた。

食事は好みだが味は今一つ、スタッフのサービスもそこそこだが、適度の距離感と考えれば概ね満足とコストと比較すれば全体的には合格点。
オープンして新しいので綺麗で設備も最新、湖畔の他のホテルや旅館より見た感じはベターだった。
今回は湖畔か阿寒川か迷ったが、選択は正解だった。
湖からは離れているが、阿寒湖は遊覧船でじっくり見れるので、眺めはこのホテルからの阿寒川がおすすめ。
ツルや鹿など自然動物が見れるのは最高。
5点満点で4.2点くらいだろうか。
人気なのか満室で早めの予約がいい。

窓から阿寒川が

計画としてまずは摩周湖に行き、その後の時間を考慮しつつ、2日目に雨で流れた「トロッコ号」にもトライしようと決めて宿をチェックアウト。

阿寒湖からの45分、双湖台と言う見晴台に立ち寄り絶景を眺める。
ペンケトーという湖は、北海道のかたちに見えることで有名。

双湖台からパンケトー

摩周湖の訪問は必須!

さらに、1時間のドライブで摩周湖第一展望台に到着。

摩周湖第一展望台

展望デッキからは摩周ブルーの湖とカムイシュ島、カムイヌプリ(摩周岳)の眺望が見事。広い駐車場とレストハウスもあり、そこそこ美味しいコーヒーとライトミールが楽しめる。

湖とカムイシュ島
湖面はブルー・グリーン

今回、阿寒湖、屈斜路湖と見て回ったが、眺めは摩周湖が絶品だ。
湖面の色は深く、古代の湖を見ているようで、まさしく神秘的。

時間はなかったが、第3展望台もあるようなので、そちらも訪問することにした。(車で5分)

第三展望台
崖に囲まれて湖畔には行けない

眺めは第1展望台とは違い、また天気にもよるのだが、第3展望台の眺めの方が好みだ。
休憩所もないので、人も少なくのんびり見れる。

旅に来て気付いたが、この国立公園は阿寒湖以外の湖は遊覧船がない。
摩周湖は展望台から眺めるだけで、湖畔に佇んだり湖面に降りることはできない。
摩周湖全域は阿寒国立公園の特別保護地区になっており、散策道さえなく、切り立った崖に囲まれている。水質調査の皆さんは観測機材を担いで急斜面を下りており危険と背中合わせ。

あまりにも摩周湖が素晴らしく予想より長居してしまい、残りの時間が心配になって来た。
ここの眺めは素晴らしいので、じっくりと時間を取ることを勧めたい。
裏摩周展望台もあるようだか、今回は断念した。

残念だが釧路湿原ノロッコ号は。。

急ぎ釧路高原を目指し、時間があれば15:23発の最終のノロッコ号に乗ることにした。

釧路湿原もいくつか見晴台があり、ネットでどこが眺めが良いのか、時間はどれくらいかかるのか、どこが最善なのかを調べながら走る。

http://ja.kushiro-lakeakan.com/things_to_do/3639/

迷ったが「細岡展望台」が評価が高く、釧網本線「釧路湿原駅」の近くにあるこの展望台を目指した。

釧路湿原に入ると周りは沼地に囲まれる。
見たこともない風景が続き、ここは日本なのかと驚く絶景が続く。
摩周湖から約1.5時間で細岡に到着。

駐車場からなだらかな山道を歩くと展望台に到着。
夏ということあり、虫が多い。

展望台から湿原を眺める

展望台からは雌阿寒岳と雄阿寒岳。眼下には、ヨシ・スゲ湿原、ミズゴケ湿原及びハンノキ林が広がる。約6,000年前に「古釧路湾」と呼ばれる入り海で、後に海が退いて泥炭が堆積して湿原が形成された。

時間を見るともう15:00。
残念だが、「ノロッコ号」は断念して帰路に着く。

今回は最も体験したかった「ノロッコ号」を雨天のため断念したが、それ以外は詰め詰めのスケジュールにならずに、のんびりと「道東の旅」ができたと思う。

道東は雨も多いので、予め想定したスケジュールと計画が必要。
2日目はかなり強めの雨だったが、花咲線の中で過ごしたので、さほど気にならなかった。

移動は電車と車を上手く組み合わせることがコツかもしれない。

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