抱っこ紐は、赤ちゃんを入れるもの?運ぶもの?抱くもの?
あかちゃんを、抱っこ紐で抱っこしてる?
それとも、抱っこ紐に”入れている?”
あかちゃんのからだの解剖学や発達を知ったり、ベビーウェアリング理論を学ぶと、、街中でのだっこ、抱っこ紐が異常にまできになるようになります(笑)
だって、あかちゃんが辛そうな姿や大人が辛そうな姿をとってもたくさん見るから…。
でも、おかあさんたち、おとうさんたちも、あかちゃんに心地よくいてほしい、自分も楽になりたいっていう思いは持っている。
じゃあ、なんでみんな快適に抱っこ紐つかってないんでしょうか?
よく思うことが2つあります。
1、あかちゃんの姿、表情、が抱いている人からはみえない。
たぶん、自分からでは客観的に見えない部分なので、どうなっているか?に気が付いていないんだろうと思うんです。
特に前向き抱っこやおんぶ、新生児期の抱っこ。
一度、帰宅後の姿を鏡で見てみてください。
2、素手抱っこでは絶対にしない姿勢になってても諦めている。
抱っこ紐の中に”入れて”しまうと、素手で抱くようには抱けないことを、「しかたない」「こういうもの」と思っているのかも?
と感じます。
声を大にしていいたい!!
\抱っこ紐は、素手抱っこを再現できるんだよ!!/
抱っこ紐は、リュックサックでもハーネスでもありません。
あかちゃんのからだを知って作られていれば、素手抱っこの代わりができるように作られています。(サイズが合わない場合は別)
大人のからだの楽さをうたった商品が多く見受けられますが、実は、あかちゃんが快適であることを優先すると、大人も絶対楽になるんです!
わたしは苦しいけどあかちゃんのために、、とか、あかちゃんが多少我慢しても仕方ないから…とか、、
そんな矛盾はほとんどありません!
抱っこ紐が、自分の手の代わりを再現してくれたら、、、めっちゃ楽だと思いませんか?!
あかちゃんは慣れてしまう。だから怖い。
ベビーウェアリングコンサルティングをする中で、こういうことがよくあります。
「抱っこ紐に入れると泣くんです。」
というご家族。
「あかちゃんの姿勢ってこれでいいんでしょうか」
という質問。
どちらも実はすごく簡単!で、感覚が鋭い方であれば、今日のこの1ページだけでイマスグ解決するかもしれないくらいシンプル。
今から2つの質問に答えてください。
① あかちゃんを抱っこ紐の中に、「入れて」いますか? それとも、抱っこ紐を使って、「抱いて」いますか?
② 抱っこ紐の中のあかちゃんの姿勢は、あなたが素手で抱っこして、あかちゃんが安心して寝てしまうような姿勢ですか?
これだけで、ハッとした方も多いかもしれません。
この質問自体が解決の答えだからなんです。
あかちゃんは、生まれてきた環境に慣れていくようにできています。
そのため、生まれてすぐなど、呼吸ができなくっても泣かないあかちゃんもいるほど。
または、最初は泣いてみたけど、諦めた。ということも多々あります。
諦めたあかちゃんや、歪んだ姿勢で抱かれ続けるあかちゃんのその先はかなりグレーです。ブラックボックスです。
最悪は、昨日の記事のように死亡事故になります。股関節が異形成で人生に支障をきたすかもしれません。身体の緊張が強くなって発達に影響が出たり、夜眠りづらかったり、難しい子供になっていくかもしれません。実は、、未来の学習にも影響があるんです。
だけど、、むずかしいことではなく、、
親子双方が快適な素手抱っこを再現するだけ!シンプルすぎるほどシンプル!
だっこは学んだり練習したり、専門家に相談するともっと親子ともに楽になることが多いけれど、根本はとてもシンプル。
「あかちゃんとママ(パパ)のあたりまえを抱っこ紐でも実現すること」
こういうだっこをしなさい。こういう道具がいいよ。ということではありません。
ただ、なぜか抱っこ紐を使うと、その「あたりまえ」を見失ってしまう人が多いのが現実です。
抱っこ紐は、親子を助けるためのものなのに、抱っこ紐に振り回されている。
そんな声が様々な職種の方々からあがっています。
自分だったら、どう抱かれたい?
そこにも大きなヒントがあります。
あかちゃんの立場になってみる、
自分のからだの心地よさや痛みもしっかりと感じてあげる。
そして、あなたは、抱っこ紐に、何を助けてもらいたくて使っているのか?
ちょっとココロの中を覗いてみてください。
それだけで、ここからの日々がきっとさらに幸せなものになってくると思います♪
今回は縦抱っこについての前置きで、とても根本的なことでしたが、
次回は、あかちゃんにとっての縦抱っことはなに?のお話をします。
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この記事を書いたのは♪ 家族の幸せ分析家♪「木村まゆ」
ひとりひとりに、その人が、その家族が、ぴったりくる想いと幸せがある♪
どんな些細な願いも、どれほど大きな苦手も、全部しあわせのモト☆
家族ができるとき、そのスタート、そして、家族の歩みを一緒に応援したいと思ってます♪
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