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【調査編】誰もが憩える公園を考えようー調査に行ってきました(その1)

おはようございます、Setoです。気持ちの良い季節になってきました。

前回の記事で、呉市の中央公園を今よりもっと楽しい場所にしようという
呉市の社会実験に参加しますという話でした。



そこで先日、バリ研メンバーのみんなで中央公園を実際に歩いてみようと
いうことで行ってきました。

まちなか公共空間社会実験 OH!!GOOD KURE OURS

呉市

呉市の中央公園は、市役所正面の蔵本通りと街の中心を流れる
堺川に沿って広がっています。れんが通り商店街にも近い
緑豊かな街のオアシスです。

6ブロック

まずは公園中央部、6ブロックからスタート。
6ブロックとは何とも味気ない名前ですが、
古くなった市営駐車場を解体して公園を整備したのが
このエリアだそうです。
地面は真砂土系舗装(土で舗装ってあるんですね)で
いわゆるグラウンドのようになっています。
日当たりもよく、時折散歩の人も見受けられるなど
貴重なオープンスペースです。
ぐるりと樹を取り囲むように設けられたサークルベンチや
直射日光を防ぐ日除けもいい感じです。お弁当を広げるのも
良さそうです。

このブロックの南端には、歩道が広くな雰囲気のよい
「楓橋」がかかっています。社会実験のあいだ、楓橋は
歩行者天国となり、キッチンカーも来ています。

オシャレな日除けもついています
背後のテントは社会実験に伴うもの
木陰のベンチ
座ってもよし、テーブル代わりにも使ってもよし
写真で見ると、いつもより何かイイ感じ

7ブロック

横断歩道を渡って北進すると、7ブロックです。
ここは、「こもれび広場」という愛称がついているようです。
中央公園について調べてみると、戦災復興の区画整理事業に始まり、
40年ほど前に国の景観モデル事業の対象エリアとして整備されたようです。

日差しが柔らかいです。通路はレンガ調タイル舗装

40年の時の流れもあり、豊かな森が育っています。
現在の中央公園は、蔵本通り沿いにあったいくつかの公園を
統合して形作られたそうで、そのことも関係するのか
東屋(あずまや)やベンチ、トイレなどの設備が充実しています。

年季は入ってますが、しっかりした造作の東屋

8ブロック

ここは蔵本通りを挟み、呉市役所の真向かい。通称「どんぐり公園」
大型遊具もありもともと子どもたちに人気のエリアなのですが、
幼児向けのボール遊びができるエリアや、
シャボン玉や縄跳びなど遊具の無料貸出し、
車いすに乗ったまま遊べる砂場など
社会実験の期間中はさらにパワーアップしています。

童心にかえるの図
今度、息子を連れてこよう
背後の柵内はボール遊びなどができるよう
車いすに乗ったまま遊べる砂場です。
社会実験終了後も設置を続けてほしい。
奥は子どもたちの人気者、大型遊具
オシャレパラソル
ちょっと座ってお茶するには
よさそうです。

元々売店があった建物には、遊具が借りられたり
カフェがあったり、フリースペースとしても
まちのみんなが使える拠点、「まちなかHUB(ハブ)」が
設けられています。

中央公園、よい公園です

毎日見ていると何気ない風景に見える中央公園も
戦災復興事業、市政周年記念事業、国の景観モデル事業と、
時代ごとに整備が重ねられています。
過去に整備されたと思われるベンチなど、年季が入っているように
見受けられる部分もありますが、公園のしつらえそのものは
しっかりしています。

長くなってきましたので次回に続きます。


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