たぬかな氏の契約解除に対する自分の中の結論
対岸の火事だったものが急に海上を燃え広がって近所の友達の家に燃え広がった感覚で日々過ごしています。虚無の先と名乗らせていただいている者です。ジェンダークレーマーという呼称についてのnoteは正直友達の家が燃えている状況下では書いていられないので後回しです。(ジェンダークレーマーnote用に収集したデータが一週間前のものになってて取り直した方が良いのかもですが…こんなこと言っても仕方ありません。が、そちらももうすぐできそうなのでもう少々お待ちください。)
たぬかな氏の契約解除は「妥当」なものであった可能性が高い
たぬかな氏の配信中での発言「身長170cmないと正直人権ないんで」と言った瞬間の映像を見ました。そこには何ということでしょう、スポンサーが堂々と自社のロゴを配信に入れているではないでしょうか。形式上、たとえそれが個人のチャンネルであったとしてもその枠にスポンサーは金を払っているわけです。見る人が見れば「スポンサーは金を払ってたぬかな氏に『身長170cmないと正直人権ないんで』と言わせた」わけです。正直自分としてはゲーマーにおける「人権」という言葉がパワーワードとして有用であるというコンテキストがあるので「多分そういう意味だろう」と好意的な(=たぬかな氏を即刻排除するべきでないとする)考えを持ちますが、RedBullの方々やBroadmediaの方々(ゲーマーではない方々)がそうでない考えを持つことも理解できます。
また、Redbullはレースの部門で人種差別的な投稿をしたスタッフを解雇したという報道が昨年の夏にありました(下の記事参照)。
Redbullはこれと同等のことをできるような雇用契約/スポンサー契約を結んでいるのではないのでしょうか。ゆえに「契約」という観点からはたぬかな氏が契約違反をしたため、契約解除になったものではないかと推測されます。
ゆえに契約解除そのものは「妥当」なものであった可能性が高いです。ただし、これは十分に裏目があるので(部門が違う話なので)、「可能性が高い」や、「考えられる」と断定しない表現しか言えません。(それでも言い過ぎかもしれないぐらいだと考えています)
あまりに雑な根拠
ではこのように持てる限りの根拠を持ったうえでどの程度の人が判断を下したでしょうか?とは言ってもこれですべての根拠というわけではないと思います。ただ、少しググって出てきたレッドブルのレース部門ぐらいの話は入ってるかと思いましたが、見た範囲ではありませんでした(自分の見た範囲が狭かった可能性は否定できませんが)。雑に捏造工作によって悪魔化されたたぬかな氏のイメージで判断を下した方もいらっしゃるのではないですか?
結論
ここまでの論から導かれた自分の中での結論は以下のようになります:
1:たぬかな氏の契約解除は契約書に記載があった条件であると考えられ,
妥当であると考えられる。
2:ただし、1の契約解除によって結果的にキャンセルカルチャーが肯定された。
3:2の「キャンセルカルチャーの肯定」に対して遺憾の意を表明する。
4:1が間違っていて、契約書に厳密さがある記載がなかった条件下での契約解除であった場合は表現の自由の侵害である自主規制の強制する行為とみなす。
5:3,4のどちらであっても言論の外で何かを起こすつもりはない。
6:これらはすべてRedbullによるスポンサー契約の解除にしか適用されない
自分の中での結論はこのような形になりました。特に2に関してはここまであまり述べてこなかったので解説していきます。1が前提として正しければ、たぬかな氏の炎上とたぬかな氏の契約解除は関係がなかったことになります。ただし、どうしても発言から契約解除までタイムラグがあり、その間に炎上の開始が挟まる都合上、結果的に炎上から契約解除というキャンセルカルチャーの流れが肯定されるような状態になってしまったと考えます。
6に関してですが、Broadmediaに関しては十分なデータを収集できなかったのでCyclops Gamingからの契約解除に関しては結論は保留とさせていただきたいと思います。
最後に
ひどい散文になってしまいましたし、どちらの意見でもないのでどちらからも叩かれる結果になるとは思いますがもしよろしければ、スキ、拡散への協力、Twitterへのフォロー、コメントなど、よろしくお願いいたします。