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このところの馬とバレエと仕事と気付き

8月の終わりの頃は、月の前半に飛ばしすぎた反動かなにかで、メンタル的にけっこうピーンチなところまで行ってたのだけれど、また今回も素敵クライアントの皆さまに救っていただきました。

施術中に、クライアントの身体やエネルギーに触れることで感じる繊細な感覚や、それを感じ取った本人からの質問に、細部までいい感じに説明するには英語彙力が乏し過ぎて、残念な言語化しか出来ないことか多いにもかかわらず、言葉でない部分をしっかりキャッチして、私の出来ることを信頼してくれるクライアントの皆さまには感謝しかありません。

いつものことながら、気持ちが持ち直したから仕事がどんどん入るのか、仕事か入るから気持ちがもちなおすのか、いつも同時に起こるからよくわからないのだけれど、そしてこれもいつものパターンながら、新たなプロジェクトも同時に稼働開始となり、なにやら慌しい毎日。

そんなわけでそのプロジェクト。ご縁があって、今日から週に3時間、とある中心エリアの国営ホスピタルで、特にパンデミックに最前線で働いてきたスタッフのためのトリートメントを提供しているボランティアチームに参加することになりました。

西洋医療の現場で働くスタッフに対してホリスティックな施術を提供するというのは、ただ彼らの身体のケアをするというだけでなく、西洋医療現場ではほぼ無視されているホリスティックなアプローチで出来ることを体験してもらうという意味でも価値があると思っています。特に私は、もっとレイキを知ってもらいたいと思っているので、ほぼ強制的に(とはいえ口頭コンセントは取って)施術の最後にミニレイキを体験してもらっています。この反応がなかなか面白いのです。

実はこのプロジェクトには、実質スポンサーともいえるヨガ友の存在が。パンデミックの間ほぼ毎月、彼は、対面の仕事が出来なくなった私を気遣って、施術代相当の振り込みをし続けてくれました。何度かお礼のオファーもしたのですが、困った時はお互いさまだからと受け取ってもらえません。そんなこともあって、このボランティアチームの話が来た時に、これはペイフォワードのチャンスかも、と思ったのです。

さらにクライアントのひとりがこの病院で働いていたらしく、私の名前を見つけて連絡をくれました。経緯を説明すると、とても喜んでくれて、チームのみんなにお薦めするわ、と言って、彼女自身は私のクリニックでの施術予約を入れてくれました。

なんだか色んな人の思いがこうして巡っているんだと思うと、とっても幸せな気分になるのでした。

そして先週からは本格的にバレエレッスンも再開しました。今タームは週2レッスンをベースに。もうふくらはぎの筋肉痛が半端ない。さらにこの週は仕事も忙しかった上に、週中には3時間外乗(乗馬)と盛りだくさんで、筋肉痛は良くなるどころか、日に日に股関節周りやら腰やらが詰まってきたりと、身体のバランスがおかしなことになり始めている気配だったので、日曜日のボランティア活動、またの名をお馬たちとの逢瀬、は急遽お休みしてしまいました。

私はハイパー期間に入ると盛り上がって全てをやり過ぎた上に、そのあとどかんと落ちるので、ここは気をつけて行かないと、と少しは学び始めた今日この頃です。笑

そうそう、先週水曜日の外乗です。この日はレッスンで何度かペアを組んだ牡馬(厳密には騸馬)のトミー。彼と外乗に出るのは初めてだったので、どんな感じかなと思っていたら、馬場では威張ってる彼がまさかの水溜り嫌い。前日に雨が降っていたので、森の中には所々水溜りもあったのですが、その度に水溜りの淵をそろそろと歩いていきます。

外乗も佳境に入ったところで、巨大で深さもある水溜り出現。他の馬はじゃばじゃばと渡っていったのに、トミーはその前に立ち尽くす。。その前に先頭にいたインストラクターがなにやら私に向かって言っていたのですが全く聞こえず、まあいっかとスルーしていましたが、きっとこのことだったに違いない。

トミーの背中からは、絶対渡らないという強い拒絶は感じなかったので、You can do it, Tommy! I'm with you!(大丈夫、君ならできる!私も一緒だよ!)と大声援を送りました。と同時に前に一歩踏み出したので、凄いよ!偉いよ!と褒めちぎって難関を突破したのでした。馬上で何をするかよりも、どんな心持ち(intention)でいるかのほうがずっと大切だというのはこういうことなのかもね、と思ったのでした。

と、まあこのところのことを書き殴った感もありますが、今日はこんな感じでおしまい。

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