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同じ作品で6回オーディションに落ちる-海外でも俳優活動するようになったきっかけ-

僕は今トロントにいます。同じ作品で6回オーディションに落ち続けましたが、
最終的に、受けた役とは別の役でキャスティングからオファーをいただき、
その撮影でトロントに滞在しております。
諦めずにやれることを探し続け、それをやり続けてよかった。

昨年からある作品のオーディションを受け続けること6回。
6役受けましたが、どの役も残念ながら取ることはできませんでした。

何がどう、いつ繋がるか
わからない。だから諦めずにやり続ける。
という誰かが言った言葉をポジティブに信じて。


ワンライナーと言われる、1行だけの台詞の役
例えば
「こちらステーキになります。」
とステーキを運んでくる店員の役から

プリンシパルと言われる
セリフが5行以上ある役 (基本的に。例外もあるみたい。)

など色々受けました。

どうしても出たい作品で
オーディションに落ちた後でも
また違う役で再度キャスティングコール(募集)が、
かかっていないか?
情報を常に探してました。

募集がかかった時は、今度こそは”役”を取れるように
毎回自分なりのベストを尽くす。
でも、残念ながら自分なりのベストじゃ足りないことがあると知ってからは、
周りにアドバイスや意見を求めて、それにトライする。

それを毎回続ける。

ある朝突然、電話がかかってきて、
7役目。
今まで"受けた役"とは"違う役"でキャスティングからオファーをいただきました。

何がいつ、どう繋がるか
わからない。だから諦めずにやり続ける。
という誰かが言っていた言葉を
またしばらくは前向きに信じていけそうです。

海外でも俳優活動をするようになっても、
日本に居た時とやる事は基本同じ。

約10年前に初めて寺十吾さん演出の舞台に出た時もそう。

ずっとあなたの作品に出たい。という意思を言葉にして出して
どうしたら出れるかを探していました。


文化庁海外研修もそう。


行くと決めたら
行きたい。という意思を言葉にして出して
どうしたら行けるのかを探していました。

あとは、美味しいモノを食べて待つ!

僕のほとんどの記事に"美味しいモノ食べる"
ということを書いている気がします。なので、”美味しいモノ食べる”ということが
僕にとってとても大事なことなのだと思います。

ちなみに
前回の記事で今住んでる家は、みんなアクターと書きましたが

今、我が家はみんないい流れが来ている様子です!

一人はこの前リードの役をオーディションで勝ち取り
もう一人もプリンシパルの役をゲットして、
先日飛行機に乗って撮影に。

みんなそれぞれ、朝起きて
部屋やリビングで発声練習をしたり、台本を読んだり、
体感トレーニング、ヨガ、ウォーキング、ジムへ行ったり。

オーディションが来たら、みんなで手伝ったり
この役はこうなんじゃない?と意見を交換しあったり
Yuki!日本人の役募集してるよ。と情報をくれたり(優しい)
などなど。

一方で舞台の照明を手伝ったり、撮影のクルーとして手伝いに行ったり。

それぞれが
小さいことを重ねています。
それぞれが
お互いを刺激し合いながら。



祁答院雄貴の記事はこちらから。
https://note.com/beyond_it_all/m/ma8d0b9a1a15c


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note「わたしと演劇とその周辺」
読んでくださり、ありがとうございます。 このnoteの詳細や書き手の紹介はこちらから。 https://note.com/beyond_it_all/n/n8b56f8f9b69b これからもこのnoteを読みたいなと思ってくださっていたら、ぜひサポートをお願いします。