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IVY リーグに合格する最近の日本人
皆様ご存じのIVYリーグ!
アメリカに住んでいると、「私、彼、彼女は〇×大学出身なの~。その〇×大学はIVYではないけど、実は「裏IVYなのよ!~」」とか「準IVY」、「南部のIVY」、「IVYプラス」だのと〇×大学を必死に説明する人がいます。
これは、日本でいうとことろの「XX町の「○○銀座」っていわれてるの~」に似ています。
ヨーロッパでも、「ここは〇×のパリと言われてる~」というのと同じ類の話です。
「でも本物は一つでしょ!」と本物のパリや銀座に住んでいる人が呟くように、本物のIVYリーグといわれている名門や私立大学はいずれも東海岸にしかなく、Only8校で、入れ替わりもありません。合格率10%以下!
私が思うに、2000年くらいまでは、日本からIVYの学部に入る方法はインターナショナルスクールからが基本だったような気がしますが、今はだいぶ変わってきました。
今やインターナショナルスクールの枠に食い込んできたのが日本の進学校。開成や渋幕、聖光、灘などでお勉強をガリガリやってきた生徒です!
もちろん上記の学校からも毎年何人もIVYに入るという特定の学校は無く、2,3年に1人くらいのような感じがしています。
で…前置きが長くなりましたが、今日は私が知っている範囲で、IVYに合格している日本人の最近の傾向パターンを2つに分析してみました。
ただし、あらかじめ、これはあくまでも私個人の見解だと断ります。
パターン①
・日本の進学校出身で、国籍は日本。
・第一言語が日本語で、第二は英語。
・頭がいいので、英語の読み書きは問題ないが、リスニングとスピーキングは少し苦手。
・幼稚園や小学校低学年くらいまでインターや帰国子女だった子も多い。
・多くの子が何らかの奨学金をもらっている。
・また、余裕で東大にも合格していて、4月から夏までは東大に通い休学してから9月から留学している子も多い。
・概して理数系が強く、数学や物理オリンピックなどの日本代表だったりする。専攻も理数系が多く、ビジネスや経済系。
パターン②
・国内・海外インター、ボーデイング出身。
・国籍は日本又は日本・アメリカの二重国籍。
・第一言語が英語で、第二は日本語、フランス語、スペイン語などなど。
・日本語は喋れるけど読み書き、特に漢字が苦手。基本、アカデミック言語活動は英語で育ってきた。
・奨学金などはもらわず、自費の子が多い。
・理数系よりも、音楽やアート系が強く英語の文章力などはすばらしい。
・課外活動、インタビューやESSAYなどが高得点で総合的な人間力が高い、話してて人格者、楽しくて魅力的。
・日本の大学にはあまり興味がなく日本の会社に勤めたいともあまり考えていない。
・日本の歴史などもあまり知らないことも!(^^)!
・専攻は文系で法律を学び弁護士志望や金融コンサル、マスコミ、家業を継いだり。
今日は上記のようにIVYに合格している最近の日本人の傾向パターンを2つに分析してみました。今後、これから先10年後20年後どうなっていくか楽しみです。
繰り返しになりますが、これは私個人の見解です。
全員がこうだとは言ってません。
そして、繰り返しになりますがIVYリーグに絶対娘を通わせたい!とか、IVYを卒業したから人生がバラ色!などとも思っていません。
私が東大やIVY、MIT、Stanford、Oxbridgeに通っている学生や卒業生と接して感じるのが、まずバイタリティー、スタミナ、知的好奇心の追求が半端ない!
そして、その親御さんにお会いすると知的で、教育熱心なアカデミア気質のご家庭が多いと感じます。
よく東大やハーバードを卒業しても実社会に出ると関係ない…みたいな話を聞きます。もちろん、私は個人的にエリート校を卒業したことは社会で必ず成功できる証明にはならないと思いますが、難関を突破するだけの努力を継続できた人の証明ではあると思っています。
何というか、年齢、性別や生い立ちなどに関係なく、タフでメンタルが強く、情緒が安定しており、頑張らなきゃいけない時に頑張る努力を惜しまずに継続して出来る人達だという証明なのです。
いずれにしても、随分と時代も変わっています。ある意味、国内インターにもこれまでにない大競争の波がひたひたと押し寄せている、とも言えます。
今日もグローバル世界で羽ばたけるお子様の教育をお手伝いしています。
宜しかったら遊びに来てくださいね!