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キメラ/ポルカドットスティングレイのレビュー

 どうもべっちょです。


「キメラ」っぽさある。


■コンセプト

〇「合成」というか「混成」かな?

過去作から似た曲を探してみたんだけど…まあ…「似たような曲は」ないね。


■「キメラ」の意味

生物学における キメラ とは、同一の個体内に異なる遺伝情報を持つ細胞が混じっている状態や、そのような状態の個体のこと。嵌合体ともいい、平たく言うと「異質同体」である。ヤギとライオンと蛇が合成された生物。鳥の羽や角が生えた姿の時もある。 この語は、ギリシア神話に登場する生物「キマイラ」に由来する。

ウィキペディアさんいつもありがとう。

これを音楽に落とし込むと「ミクスチャー」とか「メロデス」とかになるんだけど、今回は全く別ですね。


■イントロから通しての違和感

〇パッと浮かんだ曲

「さよならイエロー」「hide and seek」「どうでもいいよ」
この3曲かな…あとはゴーストダイブか…

いや、全く似ていないんだけど…ただ、「さよならイエロー」だけはスケールは面影あるでしょ?

〇「似ていない」のに共通点を感じた理由

曲が発表される前から予測してたし、曲名が解禁されたときにもうわかってたんだけど、「ごちゃ混ぜ」なんだよね。
スケールはさよならイエローっぽくて、進行は「hide and seek」と「どうでもいいよ」っぽいんだけど、歌詞はギャルマインド。んで、『キメラ』の台詞の後に攻撃的なサウンド。
んで、そこにバンドサウンドではなくシンセ要素を加えてゴーストダイブも混ぜちゃってゲーム音楽っぽい感じにしてる。

つまり、「頭の中で浮かんだものを混ぜちゃった」から似ていないのに共通点があるわけですね。

〇この曲のキモ

前に雫ちゃんがインスタライブで「ゲーム音楽をめっちゃ聴き込んでる」って言ってたんだけど、この曲は良い感じでハマってるね。
ファルセットとシンセの音が浮遊感を出していて、それでいて「野生の乙女心(何か変な形容詞だな)」に合わせるようにドラムのチューニングが重めになっているのとベースも歪みまくってる。これ生演奏するとなるとサンプリング再生含めてユウ君が過労死しそうだけど大丈夫かな…この曲だけはハルシがサンプリング再生とかやった方がいいんじゃないかな…


■おわりに

まだ20回ぐらいしかループ再生していないけど、「ループ再生しても聴き疲れしない」というのが強い。そこはゲーム音楽と通ずるところがあるので多分雫ちゃんの思惑通りなのかな?

ある程度のクオリティは予測していたとはいえ、ここまで好感触に仕上げてきたのは流石雫ちゃんと言える。

ところで…「変化」、「合成」ときたら…次が気になりませんか?気になりますよね?そう、なるんですよ(ためなら論法)。

「進化」か「開放」か「回帰」か…それともキメラも「合成」しちゃう?

まあ、とにかくキメラは良い曲です。セツナ警察も来ちゃうかも。是非聴いてみてね。


ではまた。

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