時を止めてしまった過去

【身のたけに合った未来】

高校生のとき勉強がマイブームで、寝る間を惜しんで勉強していました。
人生最初で最後の勉強ブームでありました(^^;)

要領が悪いから人の何倍も努力が必要なんだ！と自分を追い込み頑張りましたが、受験前の友達の一言に負けてしまいました。
「現実を見て、身のたけに合ったことをしないとね」という感じの言葉だったと思います。
私が、乗馬もできるようなお嬢様大学の案内を見ていたから出た発言だと思うのですが、今でも友達の言葉は間違ってはいないと思います＾＾。

正しい言い分だからこそ、立ち直れない程の一撃でした。わたしが未来に思い描いていたものは、夢でしかなくて幻なんだ…「今までの時間はすべてムダな努力」と感じるようになり、そこから勉強に集中できなくなりました。
人のせいにしたいのではなく、私が自分をコントロールできない未熟者だったという事です。

今の私なら、そのようなことを言われても「あなたは、そう思うのね」とスルーする事ができますが、あの頃の私にはスルーする勇気も知識もありませんでした。

★その時に学習してしまった事：欲張った未来を思い描くのは間違っている。

「そんなことないよ～」「自由に未来を思い描いて良いんだよ」「結果が吉と出るか凶と出るか神様にしか分からないことなんだから、挑戦して良いんだよ」とあの頃のわたしに伝えてあげたい。

【私の考えは人と違って変】

結婚して何度も「そんなおかしな考えだからダメなんだ、だから子供にも可哀そうな思いをさせるんだ」と言われ続けた、いわば洗脳です。

結婚前から「わたしって変？」という思いはありました。自己肯定感が低いと「わたしなんて…」が根底にあり、相手に尊重されなくても「こんな私だから、しょうがない」と受け入れてしまいます。
私の弱い部分に、つけこまれたような気がします。そうはいってもお互いに依存しあって成り立つ共依存夫婦だったと思います。
わたしが先に一抜けしただけ。バランスが取れなくなったから離れる事になっただけ。自然の摂理でございます(^^)

★その時に学習してしまった事：私は変、おかしい。だから静かに息をひそめよう。

不安を感じやすいため、前に進めなくなり、そこで時間が止まってしまいます。いちいち立ち止まり時間をムダにしがちですが、過去を振返り対策を検討しているので一応前に進んでいるはずです。
反省は一瞬で良いんですって(^^)。あとは具体的にどう行動するか、「自分で」決めていけば良いと思います。

常識（当たり前と思っていること）は皆違います。その違いを尊重してくれない人を受け入れる必要はないのです。
「みんなちがって、みんないい」って、みすゞさんが言っているじゃぁないですか。

お互い尊重しあい、WINWIN（お互い様）の世の中であって欲しいです💝