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部屋に差し込む光がすてきな前川國男邸


去年プライムビデオのこちらのドラマを見てから、建築熱がむくむく高まっています。


毎話、名建築を訪れて紹介してくれるこのドラマ。
「ここの手すりがいい」とか「タイルが素敵」とか細かいところまで説明してくれるので見ていてすっごく楽しいです。



そのエピソードの中で紹介されていたのが、
今回ご紹介する前川國男邸。


前川國男はル・コルビジェの元で学んだ建築家で、
都内をはじめ全国に様々な作品を建てています。

手前のコルビジェが設計した西洋美術館の向かいに建つ、
前川國男が設計した東京文化会館



なんと、その自邸は現在小金井にある江戸東京たてもの園に移設されているということで、行ってきました!


外観は素朴な木造建築。
大きな三角屋根がかわいい。

そしてとても素晴らしいのがこの内部。

天井付近にある格子状の窓から外の光が優しく差し込んできます。

こちらはダイニングとリビング、応接室を兼ねた大空間。
吹き抜けということもあり、面積的にはそこまで広くないのに開放感は抜群です。


そして写真左の階段。今はやってるスケルトン階段が80年前の建物に取り入れられています。この自宅は前川國男にとって実験的な建築だったとか。


格子のスタイリッシュな空間に、木造ならではの木の温かみ、そして和紙づくりの大きな照明(イサムノグチかな?)がアクセントになって、ほんとになんとも言えないいい空間。


写真より実際に訪れたほうがその魅力を何倍にも感じられました。


また行きたい場所です。



このほかにも江戸東京建物園ではたくさんの建築物を見ることができました。

しかも入場料は破格の400円(!)


近所に住んでたら週1で散歩がてら行ってるかも〜

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