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PTAの役員をやる4つのメリットと注意すること

今年がもうすぐ終わります。来年度に向けて僕のところでは来年度のPTA役員の選考が始まりました。

新年度の憂鬱なことが、「PTAの役員にならないか?」という心配です。
 
時間ばかりとられて、お金にもならないPTA活動。
 
ほとんどの人がやりたくないと思うPTA役員ですが、本来ならばPTA活動に参加、不参加は任意で選べるもののはずです。しかし暗黙の了解のように、強制参加になっている地域が多いと思います。
 
仕事に家事、育児と日々忙しい生活の中、時間を取られお金にもならないPTA活動で嫌がられますが、子供が3人いるので今まで何度もPTA役員を経験してきた自分が、役員をやることによってのメリットを伝えることで、「不本意だけどPTA役員になってしまった」そんな人の少しでも支えになればと思うので参考にしてください。
 

先生との関係が築ける


これが大きいと感じます。
 
地域によって違うかと思いますが、子供たちの授業参観があり、その後「学級懇談会」や「学年懇談会」といった先生と保護者が子供たちの様子について話し合う場が設けられたりしているものです。

しかし最近ではコロナの影響もあり、中止や懇談会に不参加する人が多いですが、コロナが始まる前から自分の地域では、授業参観は参加してもその後に行われる懇談会には不参加という人が多かったです。
 
ですから先生からしたら「この人はどの子の親なんだろう」と、どの子の親御さんなのか認識する機会が非常に少ないです。
 
PTA役員になり、学校の活動や先生とも関わることで、担任の先生だけでなく様々な先生と関係を持つことができます。
 
先生は大人数の生徒を相手とする職業ですから、人を覚えるのが上手です。
 
PTAを通じて学校の活動に参加することで、顔を覚えてもらい信頼を得ることができるでしょう。
 
注意しなければいけないのが「PTAに選出されたのに活動に一切参加しない」というのは先生と周りの親御さんの評判、信頼がマイナスになり、PTA役員になる前より悪くなるということは覚えておいてください。
 

子供に問題が起きた時の対応が違う


学校に通っていれば、子供のトラブルはどうしても起きるものです。
 
そこで差がでるのが「先生との関係性」です。
 
先ほど説明した「先生と関係が築ける」これが役に立ちます。
 
僕の家は、今まで何度か子供のトラブルがありました。
 
イジメにより不登校になった時期もあり、本人が本当に大変でかわいそうで、見ているこっちまで辛くなりなした。
 
しかし、不登校は本人だけでなく家族も色々な影響を受けます。
 
ですから少しでも早く解決させなければいけません。
 
トラブルの対処には親か先生のどちらかだけが頑張っても解決しません。両方が協力することが大事です。
 
本来、生徒のトラブルがあった場合に、対応に差があってはいけないと思います。
 
しかし先生も人間ですから、無意識のうちに優劣を付けるのだと思います。
 
これは自分が感じた肌感ですが、「PTA役員になる前のトラブル」と「役員をやって先生方に親が認知された後のトラブル」では対応に違いがあると感じました。
 

PTAの無駄を無くせる

 
任期が1年だったりすると、よく分からないまま引継ぎ、面倒なので前年の活動を引き継ぐ場合が多いです。
 
「こんなことやらなくてもいいんじゃない?」と思っていても、議論することさえ面倒でそのままにしてしまいます。
 
ただ、無駄と思ったのなら怖がらず「無駄だと思うので、この活動は削りませんか」と意見を出すべきです。
 
みんな変化を嫌います。意見を出して注目を浴びるのを嫌がります。
でも、意見を出すことで無駄が減るかもしれません。
 
新たに何か活動を始める。これは仕事内容が増えるので嫌がられます。
しかし減らすことは自分の時間が増えるのでメリットです。なので意外と周りも賛成してくれます。
自分の時間を大事にしてください。少しでも浮いた時間で子供と過ごす時間に充ててほしいと願います。
 

学校の中の事がわかる


先生同士の立場(上下)関係がわかったり、地域の人で学校にサポートを行ってくれている人と顔見知りになったり、PTA役員になると学校に関する色々なウワサを耳にすることがあります。
 
普段ならプリントが配布されてから知ることも、役員になることで先に情報を得ることができたり、本当に信頼を得るようになると意見を求められる場合もあります。
 
学校側もプリントを配布してからのクレーム対応よりも、保護者の意見を先に聞いて修正してから配布したほうがいい場合があるようです。
 
これをメリットと感じるかはそれぞれかと思いますが、自分はメリットと感じたので挙げました。
 

まとめ

 
自分が何度かPTA役員を経験したことのメリットを挙げましたが、1番は子供のトラブルが起きた時の学校側の対応、連携でした。
 
もちろん子供にトラブルがなく笑顔で過ごしてくれるのが1番ですが、こればかりはわかりません。
 
子供は自分の身より大切と思っていますので、子供のためと思って活動されてはいかがでしょうか。
 
しかし家庭の事情は十人十色。同じ人はいません。
選任されたけど、どうしても活動に参加できないのであれば、最初にきちんと理由を説明して断る。もしくは「事情があり活動に参加する機会は少ない」と伝えて他の役員さんに理解してもらいましょう。
 
役員に決定したにも関わらず、説明も無しに参加しないと信頼を失い、評判を落としてデメリットしかありません。
 
やるならしっかりとやる、できないなら理解してもらい断る。
他人同士の集まりですから信用、信頼は大事です。
 
意外と悪いことばかりではないので、大事なお子さんのためと思い、活動されてみてください。
 
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。


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