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「野付湾で出会う四角い太陽:冬の奇跡をカメラに収める旅」
北海道別海町の野付湾では、冬の朝に「四角い太陽」という幻想的な自然現象を目撃することができます。この現象は、厳寒期に見られる蜃気楼の一種で、空気の温度差による光の屈折が生み出すものです。その珍しさと美しさから、多くのカメラマンがこの奇跡を求めて訪れています。(サムネはダルマ型と呼ばれています。四角ではない。)
四角い太陽とは?
四角い太陽は、冬の野付湾でごく稀に見られる現象で、以下の条件が揃ったときに発生します:
気温の急激な低下:寒冷な空気と温度低下が緩やかな海水との温度差が大きいこと。
日の出方向に雲がないこと:澄んだ空気と水平線が必要です。
これらの条件が整うと、通常は丸い太陽が四角い形状に見える幻想的な姿を現します。この現象は蜃気楼の一種で、冬の自然が織りなす特別なアートと言えるでしょう。
撮影スポット
四角い太陽を撮影するなら、以下の場所が特におすすめです:
道の駅おだいとう・白鳥台
野付湾を一望できるこのスポットは、四角い太陽を撮影するのに最適なロケーションです。施設内で温かい飲み物を楽しみながら待機できるため、寒い冬の朝でも安心です。野付半島ネイチャーセンター周辺
道路沿いから簡単にアクセスできる撮影ポイントが多数あります。さらに、タイミングが良ければ野鳥や漁船、流氷とのコラボレーションを撮影できる可能性もあります。
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撮影のベストタイミング
時期
急激に冷え込む11月から狙うことが可能ですが、例年1月末から3月上旬にかけてが最も条件が整いやすい時期です。特に、野付半島周辺では2月頃に流氷が接岸する年もあるため、流氷との共演も狙えます。時間帯
日の出の直前から日の出直後にかけてが最も適しています。気象条件を事前に確認し、日の出時刻の15~20分前には撮影場所にスタンバイしましょう。
撮影のコツ
望遠レンズを用意
最低400mm以上の望遠レンズを使用することで、四角い太陽のディテールを美しく捉えることができます。詳しい設定はこちら↓
四角い太陽を見る旅の魅力
野付湾で見られる四角い太陽は、自然の厳しさと美しさを象徴する現象です。その一瞬の光景に出会うためには、寒さや早朝の時間帯を受け入れる覚悟が必要ですが、その価値は十分にあります。
また、道の駅おだいとうや野付半島ネイチャーセンター周辺の豊かな自然も、訪問者を楽しませてくれることでしょう。ぜひこの冬、カメラを手に取って野付湾を訪れ、自然の奇跡に触れてみてください。
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四角い太陽チャレンジと題しinstagramにてライブ配信をされているインフルエンサー masazy_hokkaido さん
見逃し配信も行われているのでフォロー&視聴してみてくださいね。
![](https://assets.st-note.com/img/1732665776-sGE5QLvSCDXH7NZcM3Kxfzqn.jpg?width=1200)
別海町地域おこし協力隊文化財活用担当 大谷