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殖民軌道根室線開通100周年記念フォーラム開催!

みなさん、こんにちは!
9月28日に「殖民軌道根室線開通100周年記念フォーラム」が開催され、当日私は司会を担当させて頂きました。今回は、その日の様子やフォーラムの内容についてお伝えします!

■ フォーラムの概要
今回のテーマである殖民軌道は、北海道開拓時代に用いられた重要な交通インフラで、地域の発展に大きく貢献しました。2024年で開通から100周年を迎え、このフォーラムではその歴史を振り返り、未来に向けた歴史的交通遺産の活用や保全を考えるために開催されました。講師には、釧路市立博物館副館長石川様、元雪印メグミルク別海工場長佐々木様、九州大学大学院教授清水様をお招きしました。
別海町郷土資料館学芸員戸田さんも登壇されました。

今回のフォーラムは100周年という記念すべきイベントの司会ということで、100名以上の方が来場され少し緊張しましたが、会場の皆さまのあたたかい雰囲気に助けられ、無事に役目を果たすことができました。

■ フォーラムの内容

開会式・挨拶
フォーラムは、別海町郷土資料館館長堺さんのご挨拶から始まり、殖民軌道が地域の発展にどれほど貢献してきたか、そしてこの100周年がどれだけ大切な節目であるかを改めて感じさせるお話でした。

講演
専門家の先生方による「殖民軌道・簡易軌道の歴史」に関する講演では、開拓時代の苦労や軌道敷設の背景、そしてその後の地域の発展について詳細に語られました。殖民軌道・簡易軌道が地域の物流や産業を支えた重要な役割を果たしてきたことがよくわかる内容でした。

思い出話座談会
元村営軌道の運転手吉田さん、車掌の掘込さん、当時乗客として利用された加藤さんにお集まりいただき、当時の苦労話から殖民軌道をどう未来に繋げていくかについて意見交換が行われました。軌道跡を観光資源として活用する提案や、保存活動の重要性など、多くの視点から話が展開され、非常に有意義な時間となりました。

■ 感想と今後の展望

今回のフォーラムで感じたのは、殖民軌道・簡易軌道が今なお地域の人々にとって大切な存在であるということです。開通から100年経った今でも、その歴史や文化を未来に伝えたいという思いが、参加者の皆さまや講演の先生方、そして地域の人々の中にしっかり根付いていることを実感しました。
また、フォーラムを通じて、多くの方々と交流し、様々な意見を聞くことができたのも大きな収穫でした。これからも、地域の歴史や文化をどう守り、どう活かしていくかを考え続けることが重要だと感じました。

■ 最後に
今回のフォーラムは、殖民軌道・簡易軌道という歴史的交通遺産を再確認し、次の100年に向けた新たな一歩を踏み出すきっかけとなる素晴らしいイベントでした。私自身も司会を通じて、地域の文化に対する理解を深めることができ、本当に貴重な体験となりました。

今後も、このような地域に根ざした活動に積極的に関わり、文化遺産の保全・活用に貢献していきたいと思います。

読んでいただきありがとうございました!


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