2022/6/10 『7daysで11STAGE-ハシグチ7 ELEVENチャレンジ-STAGE6 ガールズボーカル3MAN』
大石理乃 ライブレポート 2022年 No.007
絶賛就職活動中のりのたそ 2022年第7弾ライブは今年初にして最後(?)のグランピーアニマルで登場 @新宿Marble
ハシグチカナデリヤさん企画の7イレブンチャレンジ、ガールズボーカル編。当初1月に予定していたがコロナで6月に延期となった経緯。
グランピーアニマルはトリ。ギターハシグチさんを加えたプレミアム感満載の3人体制で登場。フロアーは老若男女でほぼ満員。
りのたそ曰く“めんこいハシグチギャル多いが、平均60歳以上の老人おぢい男性ばかりのりのたそおたく” もそこそこいた。
終わってみれば9曲も!破る、揺れる、黄昏れる、弾ける、挙がる、切がる、ラリホー、お台場、沸く沸かす。完璧なセトリ。
“楽しい時間はあっという間に過ぎる”まさに相対性理論を体感、ハシグチさんのソングライティング力を改めて思い知らされる。
こういうのをキャッチーな曲ばかりというのか。特にりのたそのボーカルだと、さらに訴求力を増すというかオタク心を鷲掴みされる。
歌詞も面白い、歌い手をイメージして作られてるのか。みんなのマンゴーなんて、りのたそがリアルで言ってそう 。“おかわりどうですか?”とか。
りのたそMCでは高校生時に目黒学院の学園祭に行ったことや夏は暑いからライブしたくないとか、なんて話をしていた。それから就活の話も。
そうそうこの頃りのたそは人生初の就職活動をしていたらしい。脱線して追ってみる。大石理乃史に残るターニングポイントかもしれない。
この日のライブについてもTwitterでこんな呟きをしていた。りのたそにしては珍しく殊勝、なんかかわいい。一方でこんなtweetも
今まで一回も就職したことないらしい。逆に凄い。以降、日々の就活記録が投稿される。
冷静に自己分析。自分の短所を洗い出し対策を打つ。現場でも就活でも、おじさんをうまく利用。
他力をフル活用して弱点を克服。今やりのたそのtweetでしか見かけない “ぢ” の文字が光る。
一方で強みを徹底的にブラッシュアップ。最大のアピールポイントである“顔”を文字通り磨く。
さすがりのたそ。職歴なしという最大のハンディをも乗り越えて見事合格を勝ち取る。
新社会人にありがちな不安。でもりのたその場合、睡眠ゴールデンタイムがAM10:00〜12:00だからちょっと意味合いが違うかも。
ステージ降りぎわに“グランピーのライブ次は来年だな”と呟くりのたそ。“え〜もっとやりましょうよ〜”とすかさず突っ込むDr.とんすけミサト。
就職したらライブも少なくなるかも、2022年のグランピーアニマル登場はこれで本当に最後かもと思うと大変貴重なライブでした。