ノリで島なんか来るなんて。

全ての創造は自己満だと思っているが、その中でもこれから書くことは特に自己満だと思う。

今私は愛媛県の島にいる。山形出身、東京の大学に通う自分がなぜそんなところにいるのか。旅である。特にこの島にしなければいけない理由などは無かった。けど、なんとなく、島でゲストハウスとか行って知らんおっちゃんとかばあちゃんとかに話しかけてみて人生譚とか聞いてみたらおもろいんじゃね、というなんともふわふわした思いで私は今島にいる。

移動約10時間。電車、飛行機、バス生活の中でこれほど乗り物に揺られた日はない。夜ご飯は島にあるおしゃれなカフェバーの高菜炒飯とサラダ。ほんとはフィッシュ&チップス食べてビールかシャンディガフ飲みたかったかったっけど、口内炎でそれどころでは無い。これほど口内炎を恨んだことはない。やはり健康第一である。

こう考えるととてもアホらしい。島の見ず知らずのお婆に話聞いてみたらなんかおもろいこと聞けるかも?というなんともふわふわした動機でとうとう本当に島まできてしまったのである(口内炎になりながらも)。島について綺麗な景色でも見れれば少しはテンションも上がるだろうが、いかんせん夜の島は暗い。暗すぎて何も見えん。スマホのライトの喜びを今日ほど感じる日もないだろう。それにゲストハウスなのに人も1人もおらん。管理人も用事でいないらしくガチのボッチである。まさか島でこれほど心細い気持ちにさせられるとは思わなかった。明日からは人がいるらしい。どんなことが待ってるだろうか。

次回:〇〇海道チャリで爆走

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