自分は何も成しえぬくせに ひとには多くを求めるあいつ 憎くて憎くてたまりませんな めでたいめでたいその思考回路 愛でても愛でても何も出りゃせんぞ 憧れはもっと高み…
君の見事な笑顔の中に 僕は心の闇を照らしてしまう 純粋に認めればいいものを 惨めな負け惜しみを始める なんて卑屈な人間なんだ そんな気持ちで自分を卑下して 君の慰…
“らしく”って一体なんなのか わからずここまで生きてきた 周りの誰かに睨まれるのは とてもじゃないけど耐えられない 意見はその場の主権者に託し ただただうなずく人…
数年ぶりにきみと会う 約束の場に行くと そこにはもう友人と戯れるきみ 僕と目があって気がつくと 少しだけ口角を上げてくれた みんなの前ではそんな仲良くしてなかった…
必要以上に間を詰めて 君の左肩が僕のと重なる 写真に写り慣れてる君は あたかも何でもないような いつもの笑顔で対応してて ほら、僕だけが注意を受けた 違うん…
知ってるんだぞ、全部 いつもの時間に いつもの場所を あなたがちゃんと確保してくれてること それなのに あたかも偶然を装って ラッキーですねなんて言うの そのずっこ…
きみはずっと先を見ていて 僕には目もくれなかった その眼差しはどこまでもひとすじで 呆れられようとも、バカにされようとも なによりも強く、なによりも固いその決意…
ここちよい夜風に揺れる髪 鼻先をくすぐる海水のほのかな香りと わずかにあがったきみの頬 透けてなくなってしまいそうな その肌に少しでも触れてたくて その笑…
ねむることのない街の少し外れで ぼくは部屋ごと浮いている それはなにか闇からくり抜かれたような感じ 利き手は後頭部に封印して たどたどしくホーム画面をこする …
Beth
2020年7月24日 12:33
自分は何も成しえぬくせにひとには多くを求めるあいつ憎くて憎くてたまりませんなめでたいめでたいその思考回路愛でても愛でても何も出りゃせんぞ憧れはもっと高みにお預け見返りなんての求めたもん敗け蒔けども芽が出ぬ種があるように努めども実らぬこともあるいつか咲く笑顔に希望を託し一心不乱に今を生きよう
2020年7月24日 12:23
君の見事な笑顔の中に僕は心の闇を照らしてしまう純粋に認めればいいものを惨めな負け惜しみを始めるなんて卑屈な人間なんだそんな気持ちで自分を卑下して君の慰めを期待している僕の目線の沈みに君、気づき君の気づきに気づく僕完璧に出来たこの流れ完成を知らせる君の声掛けに僅かながら僕の口元は緩みを見せるその綻んだ口元が僕は僕の中で一番嫌いだ
2020年6月2日 19:40
“らしく”って一体なんなのかわからずここまで生きてきた周りの誰かに睨まれるのはとてもじゃないけど耐えられない意見はその場の主権者に託しただただうなずく人形に徹すみんな平等?そんなの反対一票の重みに僕は粉々風に吹かれた僕の意見など面白いほど右往左往“弱すぎる”と言われすぎても抗体なんぞ出来るわけもなく今日もこころに鮮血が流る個性というのは元来個人でも生きらる
2020年4月21日 21:51
数年ぶりにきみと会う約束の場に行くとそこにはもう友人と戯れるきみ僕と目があって気がつくと少しだけ口角を上げてくれたみんなの前ではそんな仲良くしてなかったから何も反応ないものだと思ってたから口の動きだけで「あ・と・で」なんて言われたらそのあとウインクまでされたらこっちはどんな気持ちで過ごせばいいんだよ
2020年4月17日 13:12
必要以上に間を詰めて君の左肩が僕のと重なる写真に写り慣れてる君はあたかも何でもないような いつもの笑顔で対応してて ほら、僕だけが注意を受けた 違うんです、今、僕の利き手が不自由な状態にありまして、、なんて それで心まで拐われた気がして変な錯覚に陥ってる、、なんて 言えない、言わない、言うはずがない 馬鹿な僕でもわかること全部内緒で意味のあるもの
2020年4月16日 07:58
知ってるんだぞ、全部いつもの時間にいつもの場所をあなたがちゃんと確保してくれてることそれなのにあたかも偶然を装ってラッキーですねなんて言うのそのずっこいハニカミに私はまた胸を踊らせるあぁ、なんて生意気な企みまぁ、なんて下らない作戦その掌の上で転がってやるから覚悟しとけよ
2020年4月15日 17:06
きみはずっと先を見ていて僕には目もくれなかった その眼差しはどこまでもひとすじで呆れられようとも、バカにされようともなによりも強く、なによりも固いその決意に横道も脇道もない ほんとは僕のことも少しは見ていて欲しいけどそれできみの悲しむ顔なんて見たくないからそれできみを後悔なんかさせたくないから さぁ、進むんだ躓いったっていいじゃないか僕が肩を貸すからさぁ、走る
2020年4月14日 22:11
ここちよい夜風に揺れる髪鼻先をくすぐる海水のほのかな香りと わずかにあがったきみの頬 透けてなくなってしまいそうな その肌に少しでも触れてたくてその笑顔に少しでも惚れてたくて そんなことを想うと願ってもない涙がひとすじ きみが笑ってくれたからそれだけでいいや
2020年4月14日 22:05
ねむることのない街の少し外れでぼくは部屋ごと浮いている それはなにか闇からくり抜かれたような感じ利き手は後頭部に封印してたどたどしくホーム画面をこする偽善の溢れるSNSを開く気にもならない 時間は有限だとゆうのにこの虚無感は無限に広がる感覚があるなにもないここにも どこにも