【中学生向け】中学生の勉強の仕方の基本
どうも、ベストスタディのやまそうです!
学習塾を運営したり、オンライン自立学習支援をしています。
今回のテーマは「中学生の勉強の仕方」。
勉強をすると言っても、
成果の出るやり方と、そうでないやり方があります。
やり方次第で
成績が上がるかどうかが大きく左右されるのです。
成果の出る勉強法で勉強しましょう!
1、毎日の勉強で大切なこと
勉強法に入る前に、
毎日の勉強で大切なことをお伝えしておきます。
いくら勉強法を学んで実践しても、
ここを理解していないと
なかなか成果が出ない可能性があるからです。
①授業をしっかり聞く
学校の授業をしっかり聞くことが、勉強の基本です。
授業中は新しいことを学んだり演習したりと
立派な勉強時間になります。
これをおろそかにするということは、
1回の授業が50分として50分×5時限=250分なので、
1日で250分もの時間をムダにすることになります。
この250分をしっかり勉強した子と
寝て過ごした子で大きな差がつくのは当然のことです。
②家に帰ったら理解の確認を
家に帰ったら
その日学んだことがちゃんと理解できているかを確認しましょう。
教科書などの問題に数問チャレンジするだけでOKです。
この日々の小さな確認の積み重ねが
とても大きな成果を生みます。
③環境を整えておく
勉強環境はとても大切。
散らかった部屋、机では集中して勉強できません。
勉強をする自分の部屋、そして勉強机は
常に整理整頓しておきましょう。
④わからないことを放置しない
「勉強」とは、
わからない問題をなくすことです。
わからない問題があったら
教科書や解答解説を見て解き方・考え方を学びましょう。
わからないまま放置してしまうと、
あとあと大変なことになります。
2、定期テストの意味を理解しよう
あなたは「定期テスト」が何のためにあるか
考えたことはありますか?
定期テストが存在する理由は
大きく2つあると思っています。
自分の理解度チェック
あなたを評価するため
2つ目の、「あなたを評価するため」というのは、
つまり成績をつけるためです。
成績表に記される内申点は
定期テストの点数に大きく左右されます。
これは高校進学においても大きな意味を持ちます。
しかし、これは他人があなたを見るときに参考にするもの。
定期テストの意味として重要だと思うポイントは、
「自分の理解度チェック」の部分です。
定期テストは、
今まで学んで来たことを自分がどれだけ理解できているか
チェックするためのものだということです。
テストまでに自分が学んで来たこと、
勉強して来たことをどれだけ理解できているかが
点数となって表れるのです。
逆に言うと、点数が取れてない部分は
自分がまだ理解し切れていない、伸びしろの部分。
ここをいかに埋めるかが
超超超大事なのです。
よって定期テストを受ける本当の価値は
テストを受けた後にあると言えます。
点数を見て喜んだり落ち込んだりするだけじゃなく、
落とした部分をどう埋めにかかるかが重要なのです。
3、中学生の勉強の仕方
ここから、勉強の仕方のポイントを
3つお伝えしていきます。
①教科書を基本に勉強する
中学生の勉強の基本は
教科書に集約されています。
定期テストも教科書や配られたプリントから
そのまんま出題されることが多いです。
特に国語や英語の文章問題、
数学の思考問題などは教科書から抜粋されることが多いです。
ですので、まずは教科書の問題をこなしましょう。
ここからは、数学を例にとって解説します。
勉強の手順としては、
1、教科書の例題を見て「解き方」を学ぶ
例題は、問題の「解き方」を丁寧に解説してくれています。
まずは例題を見て解き方を学び、次に例題を解いてみましょう。
もし手も足も出ない状態なら、
まずは例題に書いている解答をそのまま書き写すことから始めてもOK!
ただし、書き写すときに、どうしてこうなるのかを考えながら書くことが大事です。
2、教科書の問題を解く
例題で「解き方」を学んだら、今度はそれに関連する問題を解きましょう。
教科書の小問には答えがないのがイタイですが・・・
おそらく授業でも問題は解くと思いますので、そこで答えがどうなるのかはしっかりメモしておきましょう。
3、章末問題を解く
その単元が一通り終わったら、章末問題にチャレンジ!
定期テストは章末問題から抜粋されることも多くあります。
章末問題なら、教科書の後ろの方に解答もあるので、
答えが合っているかも確認できます。
②その日学んだことは、その日のうちに理解するよう心がける
学校の授業は日々進みます。
ですので、その日学んだことは
その日のうちに理解することが大切です。
理解できているかを確かめるためには
問題を解くのが一番。
「やらなくても大丈夫だろう」は危険です。
頭で理解してるつもりでも
実際に手を動かして解けるかどうかは別問題。
教科書の問題を解いてみて、
ちゃんと解けるか確認しましょう。
もしまだ理解できていなければ
教科書を読み直して理解しましょう。
③暗記モノは日々少しずつ
暗記モノ、
たとえば英語の単語や社会、理科など
言葉を覚える系の科目において大事なのは
とにかく「接触回数」です。
日々どれだけその言葉や問題に触れたかが大事になってきます。
わかりやすいたとえ話があります。
以下のような、Aさん、Bさんの2人の人がいます。
Aさん:1年に1回、365分会う人
Bさん:1日1分、365日会う人
このAさんとBさんのどちらがあなたの記憶に残るでしょう、というもの。
もちろんBさんでしょう。
これで何が言いたいかと言うと、
「1日に1分でも、毎日のように触れる方が記憶に残る」ということです。
ですので、英単語などは1日5語とかでいいので
毎日復習するなどして”触れる”ことが大切なのです。
④問題集は3周するのが基本
問題集の基本的な使い方についてです。
問題集は、基本3周してください。
ただ3回解くのではなく、
1周目・・・「できる問題」と「できない問題」を把握する
2周目・・・1周目でできなかった問題に再チャレンジ
※数学であればやり方を確認した上で。
3周目以降・・・できない問題がなくなるまでチャレンジ!
のようにしましょう。
問題集の1周目は「できる」「できない」の仕分け段階なので、
1回だけやって終わり = できる問題しかやってない
となってしまいます。
勉強の基本中の基本は「できない問題を無くすこと」。
間違えた問題、覚えられてなかった問題を
できるまで解くことが重要です。
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