「復活の日」小松左京著・読後感【読書日記】
知人から勧められて、小説「復活の日」を読んでみました。
『復活の日』は架空の新型ウイルス「MM-88」の疫病をテーマにして、1964年に書き下ろしで発表した日本のSF小説です。1964年といえば、東京オリンピックが開催された年ですね。
1964年は、架空の新型ウイルス「MM-88」という「疫病を主題」にしたSF小説が出版されましたが、2020年の東京オリンピック開催の年には世界中で疫病が蔓延して、開催が中止に追い込まれました。今年の疫病を予見しているような小説で読み応えもあり、コロナウイルスの現状を鑑みると興味深い物語のように思えました。
復活の日 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
『復活の日』(ふっかつのひ)は、小松左京が1964年に書き下ろしで発表した日本のSF小説である。また、同作を原作に、(旧)角川春樹事務所とTBSの製作により、1980年6月に東宝系で公開されたSF映画である。英題は“Virus”。
概要
殺人ウイルスと核ミサイルの脅威により人類死滅の危機が迫る中、南極基地で生き延びようとする人々のドラマを描いた作品。バイオテクノロジーによる破滅テーマの本格SFとしては日本ではこれが嚆矢(こうし)になった。執筆当時の香港かぜの流行、東昇の『ウイルス』、カミュの『ペスト』『戒厳令』、南極には風邪がないと記された[要出典]岩波新書の『南極越冬記』、また冷戦時代の緊張下で同じく人類滅亡を扱ったネビル・シュートの『渚にて』を下敷きとしている
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