ゲーミングPCの価格帯別スペック目安【おすすめPC構成を紹介】
ゲーミングPCを購入したいけど具体的にどれくらい予算が必要なのか分からない。
こういった人向けに「ゲーミングPCの価格帯別スペック目安」を解説していきます。
15万円以下のゲーミングPC
15万円以下のゲーミングPCは基本的に性能が低いです。
快適にゲームを遊びたいのであれば「予算を17万円ほどまで増やす」か「15万円以下の中でも特にコスパが良いPCを選ぶ」ことをおすすめします。
搭載されていることが多いCPU&GPU
この価格帯で搭載されていることが多いCPU&GPUはこれらです。
Ryzen5 4500×RTX3050
Ryzen 4500×RTX4060
Core i5 14400×RTX3050
特に「Ryzen5 4500」と「RTX3050」を搭載した製品には注意が必要。
原神など軽いゲームなら問題ありませんが、重たいゲームだとフルHDでもガッツリ設定を下げないとプレイできません。
購入後に後悔してしまう可能性が高いPCスペックです。
狙い目のPC構成
15万円以下でPCを購入するのであれば「旧世代のCPU×RTX4060」のPCが狙い目です。
具体的には「Core i5 12400」や「Ryzen5 5600X」。
Ryzen5 4500やRTX3050とは一線を画す性能を持っており、フルHDなら快適にゲームが遊べます。
15~20万円のゲーミングPC
15万円~20万円の価格帯になると「Ryzen7 5700X×RTX4060Ti」などの構成に手が出せます。
RTX4060Ti搭載PCならフルHDで平均144FPSが安定して狙え、長い間快適にゲームが遊べます。(最新のAAAタイトルも十分快適です)
搭載されていることが多いCPU&GPU
この価格帯で搭載されていることが多いCPU&GPUはこれらです。
Ryzen7 5700X×RTX4060Ti
Core i5 14400×RTX4060Ti
Core i7 14700×RTX4060
基本的にどのPCも性能は十分です。
ゲーム性能を重視したい人にはRTX4060Ti搭載モデルがおすすめですが、クリエイター用途も考えている場合にはCore i7 14700搭載モデルも選択肢に入ります。
「Ryzen7 5700X×RTX4060Ti」は性能、コスパともに優れているため、特におすすめです。
20~25万円のゲーミングPC
20万円以上の価格帯になると「RTX4070Super」を搭載したPCが出てきます。
RTX4060やRTX4060Tiよりも明確に性能が高く、少し設定を下げれば4Kで快適にゲームが遊べ、フルHDなら平均240FPSも狙えます。
搭載されていることが多いCPU&GPU
この価格帯で搭載されていることが多いCPU&GPUはこれらです。
Ryzen7 5700X×RTX4070Super
Core i7 14700×RTX4070
RTX4070とRTX4070Superの性能差は大まかに10~15%ほど。
高解像度高フレームレートでゲームをプレイするのであれば、そこそこ大きな差です。
ゲーム性能を重視したいのであれば「Ryzen7 5700X×RTX4070Super」を選んでおくと後々も安心でしょう。
25~30万円のゲーミングPC
25~30万円の価格帯だとGPUだけでなくCPUにもお金をかけられます。
搭載されていることが多いCPU&GPU
この価格帯で搭載されていることが多いCPU&GPUはこれらです。
Ryzen7 7800X3D×RTX4070Super
Ryzen7 5700X×RTX4070Ti Super
RTX4070Ti Superを搭載したPCもありますが、Ryzen7 5700XはRTX4070Ti Superと組み合わせるには性能不足です。
Ryzen7 7800X3Dは現状トップクラスのCPUなので、RTX4070Superとの組み合わせは非常に高バランスでおすすめとなっています。
30~35万円のゲーミングPC
30~35万円の価格帯だと、性能不足の心配がいらない非常にハイスペックなゲーミングPCを購入することができます。
搭載されていることが多いCPU&GPU
この価格帯で搭載されていることが多いCPU&GPUはこれらです。
Core i7 14700×RTX4070Ti Super
Ryzen7 7800X3D×RTX4070Ti Super
Ryzen7 7800X3DとRTX4070Ti Superはともに一般ユーザー向けで最高クラスの性能を持っているので、
予算30万円台でゲーミングPCを探している人におすすめな構成となっています。