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大人になるっていうことは⑥

 年齢とか立場的なものは大人になってきてるのに、精神的には大人になりきれてない感じのギャップを感じ始めてた頃。今も30代ってこんなんか…。もっとしっかりして、判断力あって、いろんな事に責任持ててそうなイメージだったなって思ってる。でも20代前半よりは大人になれてる気がしてる。
 それは自分の中で自分のことだけ考えるんじゃなくなってるからなんだろうな。子どもがいれば子どものことも考えるし、親の年とか老後についても考えるし、仕事してれば自分だけじゃなくて周りのこと考えるようになる。20歳超えたら急に大人にったんじゃなくて、少しずつ大人になってってる気がする。

 さて、前回は1度目の受験失敗と妊娠まで書きました。今回はその後の2度目の受験からを書きます。



2度目の受験の結果

 さて、妊娠がわかったのが社会人一年目の冬でした。働いていた保育園は年度末で辞め、アパレルのアルバイトしながら勉強と妊婦生活を送っていました。そしていよいよ2度目夏!保育士試験がやってきました。今回は前回の繰り越しがあるので受験科目はたった一つ。同じテキストで勉強して、中身を網羅して万全にして臨みました。
 
 結果は…


 不合格でした。
私は一年間何をしていたんだろうか…。めちゃめちゃ落ち込みました。
 が!!そこはいつまでも落ち込んでても仕方ない。切り替えが早かったか遅かったかは覚えてないけれどとりあえず出産に気持ちを向けることに。

 次の試験が泣きの三度目。それがダメならまた1から全ての科目を受け直さなければならなかったので、ラストチャンスだ。そう思っていました。

気持ちを切り替える!

 さて、試験は不合格でしたが赤ちゃんはそんなことに関係なく順調に育っていきました。予定日は9月末。7月一杯で仕事も完全に辞めて出産モードになり、のんびりのんびり過ごしていました。
 でも、半年後の試験は受ける気だったので勉強は続けました。今までのテキストだけではダメだと思い、図書館で本を借りたり、ネットで勉強したりと新しいところにも目を向けてみました。するとやっぱり初めて知ることもあり、テキスト一種類だけに頼ってちゃダメだと思い知りもしました。


いざ出産へ

 産まれる前からずっっっと天の邪鬼というか、マイペースというか、こちらの話に聞く耳持たずというか…。6ヶ月くらいからずーっと逆子。結局最後まで直らずに予定帝王切開で産むことに。そして手術予定日の6日前。せっかちなお姉さんはもう出たいと、破水してしまい予定より早く帝王切開で産まれてきました。初めてで全然分からなかったけど、とにかく麻酔でだるかった~。意識はあるけど朦朧としてて、当時の様子も断片的にしか覚えてない!


産後!

 帝王切開の傷は痛くて中々辛かったけど、家族の手をたくさん借りて無事に過ごせていました。少しずつ日常に戻り、寝不足や初めての育児にあたふたしながらも勉強も再開しました。ちっちゃいのはただただかわいくてもうなんとも言えないですよね。
 仕事してないし、実家に入り浸ってひたすら赤ちゃんを愛でて、時折勉強をして過ごすという毎日でした。


三度目の正直

 いよいよ三度目の試験がやってきました。子どもはすくすく育ち7ヶ月を過ぎて動きも活発になって人見知りも出てきていましたが、実家に入り浸っていたのが功を奏して何の抵抗もなく母に預けられてくれました。
 もうどきどきでしたがなるようになれ!と思いながら受けた試験。色々なテキストや問題に目を通した甲斐もあり、かなりの手応えを感じることが出来ました!一科目だけ受けて意気揚々と帰宅したのでした。



今回はここまで!
試験の結果とその後の人生はまた次回!
おわり

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