日本ダービー検討にお薦めの参考動画「中村均元調教師の馬体診断」。
トップ画像は、2012年の天皇賞(春)、単勝159.6倍という大穴中の大穴、ビートブラックが”一発かました”ときのものです。
一番人気のオルフェーヴルは単勝1.3倍の支持を受けたものの、馬群に沈みましたね・・(本命にしていた。)
この、ビートブラックを管理していたのが今日おすすめしたいダービー参考動画の中村均元調教師です。
Twitterでもつぶやいたのですが、こちらの動画です。
麻布獣医大学ご出身の中村氏、解説が情熱的かつ専門的で、しかもわかりやすい。(動画の13:00〜ぐらいの、”肩の上腕三頭筋の働き”など。)
あとは、イクイノックスをウサイン・ボルトに例えたり、素人にも馬の個性がイメージとして伝わってくる言葉選びも好きです。
ただ、私、本命をダノンベルーガにしようと思っていたのに、どうやら中村氏の評価上位には入っておらず、なんだか自信がなくなってきてしまいましたが・・(笑)。
中村氏といえば、私が競馬に最もハマっていた時期に数々の印象的な馬を管理していました。
マイネルマックスと佐藤哲三元騎手のコンビで1996年の朝日杯を勝ったり、プラウドマンという馬で1997年の新潟の谷川岳ステークスというオープンのレースで単勝156.5倍の大穴をぶち開けたり、あと有名なのは、1998年のダービー、14番人気のボールドエンペラーをスペシャルウィークの2着に大激走させたりもしています。
中村均氏のモットーが、”地味な馬で一流の馬を負かす”というものだったようです。
上の動画では、今年のダービーで”ボールドエンペラーの再現を狙える”馬も推奨されているので、興味のある方は是非ご覧ください。
中村氏の東スポ紙面のコラム「智将中村均 競馬戦国絵巻」も、いつも楽しく読んでいて、ときどき東スポらしい企画(おそらく無茶ぶり)にも応えて登場しています。
中村氏は日本調教師会・会長まで務めた方なのに、いや東スポ・・と思いますよね・・。
中村氏は絶対、心がとても広い方なのだと思います。
以前読んだ、競馬記者の佐藤洋一郎氏の以下の本では、若き日の中村氏がオークス馬・トウカイローマンのエピソードに登場します。
若き中村氏は、このように描写されていました。
このエピソードはトウカイローマンが1984年のオークスを勝った頃の話なので、中村氏はまだ30代半ばと思われますが、当時からエネルギッシュだったのですね。
(余談ですが、トウカイローマンは1987年に京都大賞典を武豊とのコンビで勝っています。武豊、当時ルーキーで弱冠18歳!週末のダービーでドウデュースに乗りますが、中村氏の評価も高かったです。)
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