競馬歴について
競馬歴を少し詳しめにまとめてみた。
■緑色の切手
まず、最初に「競馬」というものを意識したのは1983年の第50回ダービーの頃で、恐らく親が買ってきてくれた記念切手を手にして、“ダービー”というものを意識した。
ただ、競馬がどういうものかを認識していたかどうか、定かではない。でもなぜか、この緑色の切手の印象はおぼろげに残っている。
この年のダービーはミスターシービーが勝ったが、レースをリアルタイムで見た記憶もない。
■ファミコン「ファミリージョッキー」
その後、ファミコンで『ファミリージョッキー』というソフトが発売され、面白くてやり込んだ。(でも今思うと、障害レースが多過ぎた気がする・・)
このゲームに登場するのは実在する名馬をもじったウマたちで、ミスターシービー をもじったミスターダービーや、シンボリルドルフをもじったシンガリルドルフなんてのもいた。
何気に名作。またプレイしてみたい。
■競馬新聞を覗き見・・・そしてビギナーズラック?
それからまたさらに時は過ぎ、1992年の天皇賞・秋。競馬新聞というものを初めて見たのがこのレース。
・・と言っても自分で買った訳ではなく、クラスメイトで競馬にハマっているらしいやつがいて、それを横から覗き見て、なんとなく「レッツゴーターキンがいいんじゃない?」みたいなことを無責任に言った記憶がある。なんでレッツゴーターキンが気になったのか、これはもう思いつきのみで、名前だけで選んだのだと思う。
レースはやはりリアルタイムでは見なかったが、テレビか新聞か忘れたけどレッツゴーターキンが勝ったというニュースを見て「おお、勝ったのか!」と思ったのを覚えている。
このレース、競馬をある程度知ってから見たけど、めちゃくちゃ面白いレース。人気のトウカイテイオーが好位から伸びあぐねたところを外からどやどやと伏兵馬たちが押し寄せてきて、当時馬券を買って見ていたら物凄い興奮したと思う。
■初ライブ観戦
そしてナリタブライアン。
競馬にハマっている友人に誘われ、WINS後楽園で三冠を達成する菊花賞を観戦し、「競馬ってこんなに差のつくものなの!?」と驚き、そしてのち、三冠達成ということがどれほどレアなことであるのかを知り、いつか三冠馬の誕生を生で観てみたい!と思うように。(のち、アーモンドアイの牝馬三冠は生で観る事になるが、未だに牡馬三冠は生で観られていない・・)。
この菊花賞もときどき見返す。残り200mぐらいからどんだけ突き放すんだよ、というど迫力。すごい、の一言。
■サンデーサイレンス四天王、お気に入りはロイヤルタッチ
そして1995年。
この年デビューした世代に当時サンデーサイレンス四天王と言われたダンスインザダーク、バブルガムフェロー、イシノサンデー、ロイヤルタッチがいた。現役時の成績、引退後の種馬としての成績を加味してこの序列で書いたけど、いちばん思い入れがあるのはロイヤルタッチだった。
黒くて小柄、気性がややきつくて、早熟だったのかもしれない。
きさらぎ賞のあとだったか、大川慶次郎さんが(ロイヤルタッチが勝ったのにも関わらず)「ダンスインザダークは今日は負けましたが、今後はもうロイヤルタッチには負けないでしょうね。」と解説していて、え?どういうこと?と不思議に思い、それは今思うと競馬の奥深さに触れた瞬間だったのかもしれない。
大川さんの言う通り、このレースがロイヤルタッチがダンスに先着した最後のレースとなった。うーん、慧眼。
・・と、競馬というものを認識し、競馬ファンになっていった頃の記憶をたどってみた。
その後の競馬歴はまたおいおい書いてみたい。
<追記>
その後、ちょいちょい競馬歴についての記事を書きました。もしご興味ありましたら、こちらのマガジンよりどうぞ。