香港にもツインターボがいた。(競馬小ネタ)
パンサラッサとツインターボ
ちょっと気が早いですが、再来週の宝塚記念、出走を予定しているパンサラッサとタイトルホルダー、どちらも逃げて強いタイプで、どちらが主導権を握るか注目が集まりそうです。
パンサラッサと言えば、ひと頃、その逃げっぷりが1990年代前半に活躍したツインターボに似ている、と話題になりましたね。
昨年の福島記念。パンサラッサは前半1000mを57秒3のハイペースで飛ばし、最後はバテ気味でラスト3ハロン(600m)に37秒6かかったものの、2着に4馬身差をつけて逃げ切りました。
このレースのラップ構成が、28年前、ツインターボが逃げ切った七夕賞(福島記念と同じ、福島競馬場2000mの重賞)と非常に似通っていたのでした。
ツインターボは、前半1000mを57秒4で逃げ、ラスト3ハロンは37秒7とさすがにバテましたが、2着につけた着差はパンサラッサの福島記念と4馬身というところまで同じでした。
長い年月を隔てて、この馬、、そういえば昔のあいつに似ているな・・というのは、ありそうでなかなかないことのように思えます。
香港のツインターボ
ここでようやく、記事タイトルの、香港のツインターボについて。
この馬です。
戦績は、香港で2011年6月〜2015年6月までの4年間で、44戦4勝(2着4回、3着9回)でした。
中国語の名前は、「神奇飛龍」。
あんまり、英語名「Twin Turbo」と関連性がなさそうな気もします。。
そして、肝心の脚質なんですが、残念ながら、日本のツインターボとは違い、逃げ馬ではなく、4つの勝ち星も、先行抜け出し、追い込み、先行押し切り、先行押し切りであげたものだったようです。
これで、脚質まで日本のツインターボと同じ「逃げ」、それも「大逃げ」のタイプなら面白かったのですが、、(笑)
ただ、実況を観ると、ちゃんと(発音よく)「ツインターボ」と名前が呼ばれています。当たり前ですが・・。
ご興味のある方、こちらのページの、レース結果上部のMulti Angle Race Replayをクリックすると再生できますのでご覧になってみてください。
5番ゲートからスタートし、道中は2番手につけ、バックストレッチから先頭に立って押し切るのが香港のツインターボです。
なかなか、クレバーなレースっぷりです。
以上、今日はときどき脈絡なく書きたくなる馬名ネタでした。
香港競馬ブログ
・・実はこのネタは、昔書いた記事の焼き直しです。
このブログ、「オレ、ハ馬ッテルゼ」(もちろん、由来は「オレハマッテルゼ」。)
香港に住んでいたときに香港競馬の予想などを上げてたのですが、誰にも見られてませんでした(笑)。
ただ、意外とまめに香港競馬のコースや血統について調べて書いていて、自分で時々読み返すと、なかなか面白いです。
自分が楽しければけっこう続けられるもんだよな・・と思ったりします。
こちらも覗いていただけたらうれしいです。