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サンデー兆治。

元ロッテの大エース、村田兆治さんが亡くなった。

出火による一酸化炭素中毒が死因というが、火元が不明だったり、深夜だというのに亡くなった時に床に座っていたというのもなんとも不可解…。

出火の原因などは依然調査中らしい。

ともかく、ショックなニュース。

村田兆治といえば、自分はなんと言っても復活の1985年、ニュースに何度も踊った「サンデー兆治」の見出しをよく覚えている。

現代のプロ野球では、中6日での登板はわりと当たり前だが、当時はまだ中4日や5日ぐらいが多かったと思う。

なので、毎週日曜日に決まって登板するローテーションは珍しく、また勝ちまくったことが話題となりついたのが「サンデー兆治」という異名。

子供心に、大手術を経ての復活劇とこの異名を格好よく感じた。

当時自分は巨人ファンだったが、パリーグではなぜかロッテが好きでロッテ帽を被っていた。

投手ではマサカリ投法の村田兆治。

そして4番は神主打法の落合博満。

思えば、個性的ないいチームだった。
(ちなみに今調べたら、1985年はパリーグは西武ライオンズが独走で優勝。ロッテはサンデー兆治と三冠王の落合を擁しても2位止まりだった。)

…好きだった、と言っても、ロッテ戦のテレビ中継は少なかったので、パリーグなら漠然とロッテが好きかな、ぐらいのライトなファンだったけど…


村田さんは、引退後には離島の球児をサポートし「離島甲子園」を12年も開催する一方で、自分自身ストイックに鍛錬をつづけ、60歳を過ぎても豪速球を投げていたという。

つい先日、空港で荷物検査の職員に暴行をはたらいたという逮捕劇の報道に触れ、何かあったのかなと思った直後の訃報。

ただただ残念で、ご冥福をお祈りします。

今年は訃報が多い気がして滅入るな…。

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