港区男子改造計画 5
自分自身の過去の失敗から、子供が小さな時に別居や離婚をすることは男にとって人生で一番の損失です。
女性の方が高学歴や高所得も珍しくない現代の結婚で、奥様の生活力は一段と高くなっています。
また養育費を差し押さえることも出来るので稼いでいても離婚されない保証はありません。
離婚されないために家事育児を奥様の倍以上やるためのノウハウを連載で書いています。 多分。
アウトソーシング
英語で言うとかっこいいですね、要は家政婦さんを頼む事です。
今は必要ないと思っていても、いざ子供が出来たり、奥様の仕事が忙しくなったりして必要になってからでは遅すぎます。
私の場合24歳で最初の結婚をした時に失敗したのが家政婦さんを入れていなかったことです。
結婚してから、忙しくて家政婦を頼もうとすると当時の奥様の猛烈な反対にあって断念しました。
同じような経験をした男性は多いのではないでしょうか。
そして多いのが奥様の実家に頼るパターンです。
「客家の鉄則」でも、妻は遠くから貰えと書かれていますが理由は妻の実家の影響力を極力少なくしろと言う教えです。
妻の実家に頼るとそれは子供を取られる離婚への第一歩です。
逆に夫の実家に頼ると、嫁姑問題が起きるのでこれも避けた方がいいと思います。
もちろん性格の問題もあるので嫁姑問題が起きない場合もありますが、一番のお勧めは交換可能な第三者に頼むことです。
ケチらずお金を払って感情的にならない第三者に頼む方がいいですが、必要となってからでは遅いので、独身のうちに頼みましょう。
=結婚してから家政婦を入れるのは至難の業、独身のうちに頼んでおく=
結婚する前から、独身のうちに家政婦を頼んでいると家に来た彼女がメリット理解します。
時には家政婦さんと会うこともあり話して、思い込みなども無くなります。
結婚する時に奥さんの住んでいるところに転がり込むのでなければ、家政婦さんも継続して頼めます。
最初にも書きましたが年収700万を超えたら家政婦を頼まない理由がありません。
ちなみに20年前は年収600万を超えたらと言っていましたが、ここ10年で増税と社会保障があがり手取りが50万以上減っています。
なので年収700万でも手取りは530万ぐらいです。
それでも年間1,800時間働くとしたら時給は3,000円ですが、家事代行の時給も3,000円ぐらいです。
なので残業した方が得です。 役員や自営業の人は残業代はつかないけど売上利益は自分の所得に直結するのでなおさらです。
更にハウスキーピングの会社ではなくて最近珍しくなった家政婦紹介所に頼むと時給2,000円台で頼めますので年収500万でも採算が合います。
さらに何事も専門職の方が時間生産性は高いので絶対にお得です。
そして結婚してから家政婦を入れるのは、奥様を説得する大きな障壁があります。
だから結婚前の環境整備としては年収500万ぐらいから週1日でも頼んでおくほうが良いのではないでしょうか。
=独身男性は年収500万を超えたら家政婦を頼む=
家政婦を頼む時にやるべきことはマニュアルの整備です
山本五十六の「やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、ほめてやらねば、人は動かじ。 話し合い、耳を傾け、承認し、任せてやらねば、人は育たず。 やっている、姿を感謝で見守って、信頼せねば、人は実らず。」後半はどうでもいいですが、”させてみせ”るにはマニュアルが必要です。
そしてマニュアルつくるまえに必要なのが仕組み化ですが、仕組み化は次回。
「家事の効率化」
1)仕組み化
2)機械化
3)手抜き
4)外注
一番最初に書きましたが、最後の外注、アウトソーシングする為には、そのまえに3つが完了していないと外注できません。
1、2、3を行い、それをマニュアル化して初めて4が出来ます。
実際の話3の手抜きは、仕組み化して、機械化している時に「これって要る?」って感じで並行して出来ます。
最後のマニュアル作りでもやるので独立してやる感じでもないですが。
大企業に苦労してRPAを導入しても翌年継続契約してくれないと言う話をよく聞きます。
理由は、その作業を人がやっていると、その人は「この仕事は重要です」と仕事を死守しますが、ロボットに置き換えると、不要だと気がついたり、社員でなくても良いと気がつくそうです。
仕組み化や機械化は、業務の無駄を発見する機会にもなります。
そしてマニュアルを作成するメリットは、頼む時に自分の時間を割かれる時間が最小限で済みます。
相性の合う、優秀な家政婦さんに巡り合うには何人か代わって貰わないとう必要があります。 最初から当たりを引くことはありません。
そんな時に人が変わってもマニュアルを渡せば引き継ぎは最小限の時間ですみます。
急に病気で代わりの人が来ても対処できます。
=家政婦を頼む前にすべきは、家事のマニュアル作り=
因みに優秀な家政婦さんの選び方ですが、基本的には若い時の仕事で決まります。
ランチで混む飲食店、ホテルの掃除、引越業など時間の制約があり、素早く状況を理解して複数の仕事を段取りよく並列で行う必要がある仕事を複数年続けていた人がお勧めです。
主婦歴が長いと訛っている可能性はありますが、いちど十分に訓練されている人は直ぐ勘が戻ります。 逆に主婦経験は必要ではありません。
1)準備
2)状況把握
3)工程分解
4)並行計画
5)常に改善
を毎日瞬時に考えて時間制約の中で行う訓練を若い時に数年間訓練されている人は時間生産性の非常に高い仕事をしてくれます。
もちろん鍵を渡して留守宅にして貰うので信用できる人を選ぶ必要がありますが、ユダヤの教えにあるように金庫は買いましょう。
ちなみに私自身はトラブルは一度もありません。
お気に入りのバカラが割れていた時に涙をこらえて笑える試練は、結婚生活で必ず役に立ちます。
=家政婦を選ぶ時は若い時の仕事を聞いてみる=
マニュアル作りで大切なのが自分の価値観を明確化して言語化することです。
人それぞれ価値観が違い、拘りや好みが違います。
私は喘息でアレルギー性鼻炎なので埃(ハウスダスト)が苦手です。
なので埃が立つ掃除はなるべく留守の時にしてほしいとか、事細かく文字にすることが大切です。
口頭で埃が苦手と言ったら、2時間以上ずーと埃を取っていた他の家事が一切手付かずだった事がありました。
1)最低限やってほしいこと
2)余裕があったらやってほしいこと
3)やってほしいことの頻度
4)気をつけることや程度の具体例
=マニュアル作りが成功したらアウトソーシングは半分成功=
長期的に頼むなら家政婦紹介所で探してみましょう。
色々ありますが家政婦紹介所は基本的には個人契約なので紹介された人次第です。
その人が休むと代わりがいなとか不便もありますが、少し安く頼めます。
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