東京御書印ラリーその2
御書印新聞の2号でも記事があるように、本の街神保町には御書印取扱書店が集中。
地下鉄沿線の駅チカを回った前回に続き神保町中心の御書印集め。
表通りでなく一本裏のすずらん通りにある中国書の専門店。魯迅と創業者の2択。表参道の山陽堂も2択で創業者にしたなと思って今回も。
そこからすぐそばの東京堂。道に面した部分はカフェになってる。御書印はなぜか現金のみ。本とか買うには各種電子マネーも使えるのに御書印代は専用の箱に集めてる。雨なので軒下で。
表通りのマニア向けラインナップの書泉グランデ。なぜかごんぎつね。
三省堂神保町本店は建て替えのため仮移転中。いったん、しおりを挟みます、とは書店の一時休店のコピーとして秀逸。
5分ほど山手線方面に歩いたところにある小川町仮店舗。本の街というよりスポーツ用品の街にあるせいか間借り感ある。仮店舗といいつつ6フロアくらいのビルで展開。菊池寛ときたか。
表通りにある十字屋書店。古本屋ぽい。
すぐ近くの韓国書専門店チェッコリ。看板はすぐ見つかるが上がり方が分かりにくい。蕎麦屋の脇にある階段を3階へ上がる。人は本を作り本は人を作る、シンヨンホ、と書いてあるそうな。スタンプにコーヒーカップがあるがカフェは休止中。
交差点の角地にあるが、私鉄沿線の駅前商店街にありそうな街の本屋ぽい廣文館書店。
交差点を挟んで斜め向かいにあるのが姉川書店。見事に猫の本一色。写真集はまぁ普通の本屋でもそこそこあるだろうが、文庫本も見事に猫の文学ばかりで、ガイドブックも例えば猫の御朱印のとかだけ置いてある。猫派の人は一度行ってみては?自分は犬派だけど。言葉は当然の吾輩は猫である。
九段下寄りにある農業書専門店。ビルの2階にある。農業書といっても経営や地方創生の本もあるので幅広い。写真絵ハガキくれた。言葉はやはり賢治。雨にも負けずでないところが通っぽい。
根津あたりにも3店が狭いエリアに集中してる。まずは表通りの街の本屋、往来堂書店。
郵便局のある通りにあるひるねこブックス。ここも吾輩は猫であるだがここは別に猫本専門店ではない。古本もあり。
半分雑貨、半分本が並ぶこじんまりしたこじゃれた店。聞きそこねたので今ググったら、イギリスのヘンリー・スコット・ホランドの詩かららしい。
前回時間切れで行きそこねた赤坂駅から少し行ったところの書店。青い扉、取っ手がなくてどうやって開けるのか困惑する。靴を脱いで上がる。みっしり本が並んだ空間。並んでる本のセレクトを見ていくだけでも興味深い。かなり凝った選書と見た。
メトロで行けるところということで丸ノ内線の支線の終点、方南町駅からすぐの秀文堂書店。文具系と書籍系に分かれていて、間に美容室への入口みたいなのがある。
銀座シックスの上の方にある蔦屋書店。見せ方に凝ってるだけでなくジャンルごとのセレクトもなかなか面白い。場所柄か外国人向けの日本文化のセレクトも多め。通常版と季節限定のクリスマスのシルバー版があるので後者を。書き置きを貼ってくれるのは池袋のジュンク堂書店と同じ。
そして日本文化の棚の一角に御書印コーナーが。無料の御書印帖を並べてレジにお持ちくださいというのは初めて見た。有料の御書印帖も販売中。今回はここまで。