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続・ステンシルボードでのFCのやり方

 
 前回の記事で私が参照した動画を皆さんにもご紹介しましょう。

 Gregory Tino on S2C or Spelling to Communicate
 https://www.facebook.com/watch/?v=1089883574831092

 問題のFCのシーンは1:20辺りからです。どうもファシリテーター(介助者)はエリザベス・フォスラーさんに見えるのですが、顔がはっきり映らないので確信はありません。

 前回の記事の「トリック」を思い出しながら動画を見てみてください。ファシリテーターの持つステンシルボードは、明らかに手前に、奥に、そして上下左右にも動いています。

 しかし、この記事ではそのことは主題ではありません。

 動画の背後で誰かが感激と驚きに号泣しています。

「Are you kidding me!?(冗談でしょう!?)」と叫びながら。

 動画に映っている自閉症者のお母さんです。

 そうです、kiddingです。ファシリテーターがやっているのは。

 もし私がその場にいたら、立ち上がってそう叫んでいたことでしょう。悲しみと怒りで、動画を見返すのは憂鬱でした。

 この自閉症者の男性は、今、FCによって本を出版しているそうです。

 kidding.


 続きは未定です。