kazabana
感想:本書は『勉強の哲学』のサブテキストであり、よいまとめであり、どのように作成したかが綴られている。復讐と実践ってかんじだ。 読んでる時に書いたメモ ・勉強は変身だ。 ・何が本当に価値があるか?を追求するのがアイロニーで、見方を変えれば別様に価値づけるのがユーモア。 ・自分にとって不要に見えるものをも別の仕方で肯定する。(言わば脱構築批評を限定されたやり方でやる、と私的に理解。”それ”をひねれば別の価値が生じる。作品批評なんて最たる例でどのように観るかで、同じテク
感想:ハイデガーの謎言秘教哲学を信頼し、ポストモダン思想のなかで生きれはこういった哲学思想が生まれるのもやむなし。「なる」と「つくる」の話によって一見、反哲学の正当性を感じてしまうが、結局木田元の哲学はシニシズムでありイロニーでしかない。 反哲学は一体どのように優れた原理といえるのか? 従来の哲学は不自然な考え方といっているだけだ。ではどうして不自然ではいけないのか、自然的誤謬ではないかと問いかけるとニーチェがやってくる寸法。しかしニーチェを持ってきても現代の多様性、信念
「人と良好な関係を築くには、時間と労力とノウハウが必要。このノウハウがEQである」 ・人間関係管理力はまだ至らない部分をいくつか発見。 ・IQよりもEQが、高い人と友達になりたいぜ ・短期的な関係より長期的な、安定した人間関係の鍛え方が書かれてる。 ・取り入れたいもの→①周囲に自分のことを打ち明け理解させる。誤解を減らすために。そのために自分の説明書をつくり、何か嫌か、何をされたら嬉しいからをパッと口に出せるようにする ②周囲に自分のコミュニケーションスタイルを訊ね、良いと
・事実は無限の意味を有する。なのでその多義性にとらわれると行動できなくなる。無限の雨を跳ね返すのは体であり、体が有限化するものとなる。 ・NがSに移行する過程に見える。 ・頭がいい人ぽど事実から様々な意味を見出すが、それがかえってなにを決断したらいいのか分からなくなる。 ・NI TIループが無限の意味の追求なのだとしとら、それを止めるのがFe(=他者)であり、人々の動機となる。 感想:勉強の哲学が面白かったので著者の別本を読んでみることにしたが、この頃は哲学的な前提がなかっ