恋人と別れた（後編）～自立してなくて悪かったな～

2024年11月17日 20:48

前回の投稿から随分時間がたってしまった。
noteを書きたい気持ちはありつつ、睡魔や他のことで頭がいっぱいになってしまった。

では、恋人と別れた後編に入ります。

付き合い始めはどのカップルも共通していると思うが、ラブラブ期というか、お互い「会いたい」を連呼したり、何かにつけて「相性がいいよね」と言い合ったりとバカップルをしていたと思う

両方仕事をしていたので、無理やり自分の時間を削って会っていた。
付き合い始めが一番楽しかった。

前提として、私と元恋人は価値観が全く違う。彼は、自分の中に理想があり、叶わないとしても思い描くことがやめられないのだと思う。一方私は、現実的というか、夢を思い描くにしても、自分が想像できる・実現できそうと思える範囲内の夢しか描かない。

一度彼に、「俺に興味がないよね」と言われた。今考えると、これが気持ちがすれ違い始めた始まりだったと思う。

お互いの価値観の違いに違和感を感じつつも、まだ一応仲良しだった時期に公園でデートをした。

私はこの時は彼に対して好きという感情が大きかったから、思い切って将来の話をした。実際に実現できるかは別として、彼が思い描く将来に私がいるのか知りたかった（歌詞にあったよね、この文章）。

「いつ頃、同棲したいとかある？」とかそんなことを聞いたと思う。
でも、彼からの返事はなく、ただはぐらかされただけだった。

ここで少し愚痴のようになってしまうが、”ただ”はぐらかされただけならまだ良かったのだが、彼は私の質問には答えないのに、「公園で無邪気に遊んでいる子供を見ると泣けてくるんだよね」的な、センチメンタル？、自分に
酔っているような言葉を言ってきた。

その時、私は「ああ、この人は自分大好き人間なんだな」と思った。
自分のことが大好きなのは否定しない、素敵なことだと思う。でも、この時私は彼にがっかりしたし、少し鳥肌がたった。

私は、機嫌が顔、態度、行動に現れる。これも直さないといけない部分だが、一日二日では直らないやっかいもの。

彼から、センチメンタルで意味がよくわからない言葉を言われた私は不機嫌をこれでもかというくらい態度にあらわした。

それは彼にも伝わったらしく、雰囲気は最悪。いつもなら、デート終わりはどちらかが「今日も楽しかった。ありがとう」ＬＩＮＥを送るのに、それも一切なし。

これはいかんと思った私は、彼に電話をした。

彼に私が不機嫌になった理由を伝えた。
すると彼は、少し息をつきながら私に「傷つけてしまうかもしれないけど、思ったことを言うね」といい

「私との同棲は考えられないから、話をはぐらかした」
「今も（私が）実家暮らしだから、自立していないように感じる」
「引っ越しとかの手続きとかもやったことないし、うんたらかんたら」
などなど、これはこれは私の心にグサッとくるような、図星を指されたようなお言葉をくださった。

まあ、彼が言ったことは間違いではない。25歳にして、実家暮らしだし、家事大嫌いだし、基本ぐうたらしていたいし。

でも別れた今、これだけは言わせてほしい。

フリーターを馬鹿にしているわけではない。ただ、自立を語れる立場でもない気がする。

しかし、実家暮らしも肩身が狭い。第一、なぜ親と一緒に住んでちゃだめなのか。頼って何が悪いの？お金だって少ないけど家に入れているし、休日は母と温泉に行ったりと、親孝行ではないけど、一緒に出掛けたりして楽しんで何が悪いのだ。あー、この内容も今後noteで書きたい。

とまあ、彼の私に対する本音が聞けました。

破局

この出来事を境に関係が修復不可能になった気がします。
これ以降、デートもしたけど、彼は私のことがどんどんいやになったのだと思います。

ちょっと矛盾することを書きますが、私は確かに彼に不満はあったし、なんだこいつとも何度も思ったし、上記のような罵詈雑言を心の中で何度もつぶやいたけど、別れたいとは思っていなかったんだよね。

この気持ちは文章にしづらいな。彼から色々言われて傷ついたし、さむいぼがたつような言葉を言っているときは「この人のどこが好きなんだっけ」と思ったけど、別れたいという感情にはならなかった。

で、そんなこんなで最後のデートの日になりました。
まあ、デート当日の朝はこれが最後とは思ってなかったけど。

彼から「別れたい」「どこが好きかわからなくなった」とストレートに言われ、これが潮時だと思ったので了承し、握手?をして、サヨナラをしました。

彼と別れて1日はすごく落ち込んだし、泣いた。
けど、現在は別れてよかったと心から思う。強がりとかではなく、それがお互いにとって最良の選択だと今なら理解できる。

現時点でいい人はいないし、彼氏なんてもう二度とできないのではないかというくらい出会いもない。なので、仕事に余裕が出てきたらまたマッチングアプリでも始めようと思う。