昨日のテレビ、にじさんじ、タピオカミルクティ
にじさんじってタピオカだ。
タピオカって流行ってるでしょう。
でも、あれってめちゃくちゃ美味しくて誰もが大好き!ってわけでもない。(そういう人もいるだろうけど)
ではなぜ流行っているか。それは、“流行っている”から。
流行っているもの、時流を楽しむことも、物事の楽しみ方のひとつ。
むしろ、SNS時代とも呼ばれる現代では、楽しみ方の主流と言ってもいいくらい。
飲んだだけではタピオカの半分しか楽しめていません。
「タピオカを飲んだことをSNSにアップする」までが「タピオカ」です。
この話を踏まえてにじさんじに目を向けてみる。
現在のにじさんじは新人がデビューするたびにデビュー配信の同接が2万以上。そして、デビュー直後から大量のファンアートが流れていく。
注目度の高さはVtuberの中では頭一つ......いや身体ごと抜けていると言っていい。
これも究極的には「みんなが見ているから」見ている。感想をシェアするために見ている。
みんな寂しいんだ。
熱中できる趣味がなかったり、熱を共有できる仲間がいなかったり。
「熱の共有」と聞いて思い浮かぶのはかつての教室。
小学生の頃の「昨日のテレビ見た!?」「見た見た!〇〇良かったよな!」という思い出。
テレビそのものと同じくらい、面白さを共有することが楽しかった。
過去へ戻ることはできないがそう悲観することはない。
僕らのテレビと教室は、今でもYouTubeとTwitterに広がっている。